知っておくと便利な不動産投資の基礎用語
TOKYOリスタイルでは、インターネットで検索すれば、すぐに入手できるようなごく一般的な情報はなるべく控え、中立的な投資家目線で分析・解読した不動産投資にまつわる稀少な情報のみを厳選して公開していますが、ここでは、 基本的な専門用語、業者や営業マンがよく使う隠語、物件を所有してからかかる費用 の3つの項目に分けて、知っておくと便利な不動産投資の用語について、ご紹介しておきます。
基本的な専門用語
- 坪単価
- 家を建てる時の1坪当たりの建築費のこと。建物の本体価格をのべ床面積(坪)で割った数字のこと。1坪=3.025平米。略して、“坪単”ということが多い。
- マイソク
- 不動産広告のこと。間取り、物件の概要、地図などをまとめた資料の通称で、仲介不動産会社の情報源である
- 残債
- 残存債務の略で、住宅ローンなどで、未払いの借入金残高を意味する
- 賃貸管理会社
- 賃貸の入居募集をはじめとする賃貸管理業務全般を請け負ってくれる会社
- 家賃保証
- サブリースともいう。不動産会社が部屋を借り上げ、空室になってもオーナーには家賃が入ってくる賃貸管理契約形態のひとつ
- 代行契約
- オーナーの代わりにすべてのオーナー業務を代行してくれる賃貸管理契約形態のひとつ
- 管理会社
- 物件の維持修繕を行う会社。賃貸管理会社とは別
- 管理費
- 物件の維持管理を行うための費用。入居者が払う管理費とは別に、管理会社に支払う
- 修積
- 修繕積立金の略。物件の維持修繕を行うための費用。管理会社に支払い、管理組合によって管理する
- 管理組合
- 集合住宅(マンション)を管理、修繕するために設立される組合で、管理会社が運営にあたる。所有者は必ず組合員となる。適時、総会が開催され、現況の管理状況の確認、予算の確認などが行われる。
- 区分所有
- 区分所有とは、集合住宅(マンション)など、1棟の建物内で区分された各部分を所有することを意味する。平たくいうと、マンションやアパートの一室を所有することと同義
- 専有部分
- 区分所有権建物において、購入者が自由にできる部分のことで、“住戸部分”とも言われる。具体的には、天井・床・壁などのコンクリート躯体で囲まれた内部空間を指す
- 共用部分
- 管理調査報告書
- その建物の修繕履歴や現在の修繕積立金の額などが記載されている、管理会社から取り寄せる書類
業者や不動産営業マンがよく使う隠語
- ハマる
- いくらまでローンが組めるかということ
- 返比
- 返済比率の略。毎月いくらまで返済できるかの比率。金融機関ごとに定めがある
- あて物件
- 営業対象物件と比較させるために見せる物件
- 潰し物件
- 比較させることを目的として見せる条件が厳しい物件
物件を所有してからかかる費用
<税金>
- 不動産取得税
- 土地や家屋を購入する、家屋を建築するなど、不動産を所得した年にのみにかかる税金のこと
- 固定資産税
- 土地や家屋など、固定資産の所有者に課税される地方税所有者。毎年かかるものなので、購入する際のシミュレーションに含んでおいたほうがよい。金額の問い合わせなどについては、都税事務署や各市税事務署へ行う
- 修繕費用
- 固定資産の修繕にかかる費用。専有部分における設備の修繕、取り替え等はオーナー負担(空調設備、水廻りなど)、また、入居者の退去時にかかる修繕費用も一部オーナー負担となる
- 管理費
- 建物の維持管理をするため、毎月管理会社へ支払う手数料のこと。建物の総戸数が少なかったり、共有スペースが多い場合、管理費はおのずと高くなる
- 賃貸管理委託手数料
- 建物の賃貸管理にかかる手数料。会社ごとにさまざまだが、家賃の約4~5%が目安