東京都北区の魅力5選!不動産投資のメリット3つや留意点3つを徹底解説
- 更新:
- 2024/04/08

「東京都北区」が住みやすい町として最近人気を集めています。今回はこの北区の5つの魅力や3つの主要スポットについて詳しくまとめました。
また投資用の収益物件を扱う当社の目線から、北区に不動産投資をする3つのメリットについても解説します。結論、北区は不動産投資で高い収益性が期待できるおすすめのエリアです。ただし押さえておきたい3つの留意点もあるので、あわせてチェックしておきましょう。不動産投資のエリア定めをしている投資家は必見です。
北区の魅力5選
東京都北区の魅力は下記の5つです。
- 都心へのアクセス性が良い
- 赤羽を中心に飲食店・商店街が多い
- 公園など緑が多く雰囲気が良い
- 子育て支援策・子育て支援施設が豊富にある
- 生活インフラに事欠かない
北区は単身者から子育て世帯まで幅広く人気があります。それぞれの魅力を詳しく見ていきましょう。
魅力①:都心へのアクセス性が良い
北区は都心へのアクセス性が非常に良く、通勤・通学や買い物で苦労することはほぼありません。電車・地下鉄をみると、下記のような路線が通っています。
- JR山手線
- JR埼京線
- JR京浜東北線
- 東京メトロ南北線
- 東京メトロ有楽町線
たとえば北区にある「王子駅」から東京駅まではおよそ15分。同じく北区の「赤羽駅」から新宿駅まではおよそ13分となっています。このほかにもさまざまな路線が通っており、23区内はもちろん埼玉方面へのアクセスも容易です。
さらに電車・地下鉄のほかバス網も充実しています。都営バス・京成バスを使えば、都心方面に30分以内でアクセス可能。都内でも有数のアクセス性の良さは、北区の大きな魅力といえます。
魅力②:赤羽を中心に飲食店・商店街が多い
北区は「赤羽」のエリアを中心に、飲食店や商店街が充実しているエリアです。たとえば飲食店をみると、赤羽のエリアだけで500件以上あります。単身サラリーマンが日々通う居酒屋や大衆向けの中華料理店・和食店など、豊富なラインナップがあるのが北区の魅力です。
この後詳しく紹介していますが、約160店舗が立ち並ぶ大規模な商店街「東十条商店街」も北区内にあり、日常的にショッピングも楽しめます。だれもが飲食と買い物を気軽に堪能できるのは、北区のアドバンテージといえるでしょう。
魅力③:公園など緑が多く雰囲気が良い
北区には下記のように公園が多くあり、緑に囲まれた雰囲気の良さも魅力です。
- 飛鳥山公園
- 赤羽自然観察公園
- 岸町公園
- 神谷公園
春の桜や秋の紅葉などを「見て楽しめる」スポットが豊富にあります。北区は「新宿や渋谷のようなガチガチの都会感」ではなく、落ち着いた雰囲気で生活できること間違いなしでしょう。
魅力④:子育て支援策・子育て支援施設が豊富にある
北区には下記のように子育て支援策が豊富にあります。
- 私立幼稚園補助制度:私立幼稚園の入園料を4万円補助
- 医療費助成制度:中学3年生まで医療費自己負担なし(東京23内で同一の支援)
- 親元近居助成:条件を満たした子育て世帯の住宅取得に最大20万円を助成
- ファミリー世帯転居費用助成:条件を満たした18歳以上の子ども2人以上扶養世帯の引っ越しに最大30万円を助成
通園・通院や引っ越しに補助があり、積極的に子育て支援を行っているのが北区の特徴です。保育園が徐々に増えて待機児童問題も解決に向かっているほか、一時預かり保育や休日保育・病児保育などの施設も充実してきています。北区は子育て世帯が比較的住みやすい町です。
魅力⑤:生活インフラに事欠かない
北区では食料品・日用品の買い物をはじめとする「生活インフラ」に事欠かないエリアです。「マーケットピア」によれば、北区には2024年3月時点で42件ものスーパーマーケットがあります。コンビニもそこら中にあり、お弁当やカップラーメンもすぐに調達可能。日常生活において、不便に感じることはほとんどないと言っても過言ではありません。
北区の3つの主要スポット
東京都北区にある3つの主要スポットを紹介します。
- 飛鳥山公園
- 東十条商店街
- 旧古河庭園
各スポットの見どころを詳しく見ていきましょう。
飛鳥山公園:毎年テレビでも中継される桜の名所
飛鳥山公園は毎年のようにテレビで中継される、桜の名所として知られる大きな公園です。JR京浜東北線「王子駅」の中央口か南口を出てすぐの位置にあり、誰もがアクセスしやすくなっています。
公園内には子どもたちが楽しめるお城のような大型遊具や水遊びスポットが満載。レストランやショップも入っており、大人も十分に楽しめます。おやつ屋さん「my me mine」に寄って、公園内でピクニックを堪能するのも良いでしょう。
そのほかイベントに使えるスペース「展望ひろば」も2023年3月にオープンしました。まだ大きなイベントは開催されていませんが、コロナも落ち着いた今、なんらかの企画が走り出すと予想されます。
東十条商店街:約160店舗が立ち並ぶ大きな商店街
東十条商店街は、JR京浜東北線「東十条駅」北口を出てすぐの位置にある大きな商店街です。2024年現在は飲食店や食品販売・雑貨店などをはじめとする約160店舗が立ち並んでいます。
普段から飲食や買い物を楽しむ現地住民や観光客でにぎわいを見せている東十条商店街。毎年春まつりや秋まつり・ハロウィンイベントなども開催しており、イベント時にはさらに人が集まります。「昔ながらの商店街」の雰囲気を感じさせながらも、多くの人でにぎわっているのがこの東十条商店街の魅力です。
旧古河庭園:バラと洋館の風情あるたたずまいが魅力
引用東京都公園協会
旧古河庭園は、北区西ヶ原にある有名な都立庭園です。1919年ごろに現在の形が整えられ、当時の歴史を感じさせることから国有財産に指定されています。
庭園の魅力は、なんといっても「バラと洋館の風情あるたたずまい」。旧古河庭園には約100種200株ものバラが華やかに咲いており、重厚な雰囲気の洋館とのコントラストを生み出しています。過去には映画の撮影スポットにも使われており、その圧倒的な景観は必見です。
北区に不動産投資するメリット3つ
非常に魅力ある町の東京都北区は、不動産投資にも向いています。北区に不動産投資する3つのメリットを見ていきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
メリット①:再開発で地価・物件価格が上がる可能性が高い
東京都北区では下記の再開発事業が進行中で、今後地価や物件価格が上がる可能性が高いです。
- 赤羽一丁目における市街地再開発事業
- 王子駅周辺の再開発事業
- 赤羽台周辺地区住宅市街地総合整備事業
一般に再開発が進むと、投資家による資金の流入や人口増による賃貸物件の整備などを理由に、地価や物件価格が上がっていきます。早めに北区や付近エリアの物件を買っておけば、将来売却益が得られる可能性が高いです。賃貸需要の高まりも予想されるため、安定した毎月の家賃収入にも期待できるでしょう。
メリット②:東京23区内では物件価格が控えめ
北区は東京23区内では物件価格が控えめで、比較的手が出しやすいのがメリットです。「LIFULL HOME'S」によれば、専有面積70m²の場合の中古マンション平均価格は下記のようになっており、北区の相場の安さが分かります。
区名 | 平均価格 |
---|---|
千代田区 | 11,734万円 |
中央区 | 9,264万円 |
台東区 | 6,292万円 |
杉並区 | 5,520万円 |
北区 | 5,076万円 |
参考LIFULL HOME'S東京都東京23区の中古マンション価格相場情報より一部抜粋(2024年3月21日)
23区内でもっとも平均価格が高い千代田区の11,734万円と比較し、北区は半分以下の5,076万円です。後述しますが空室リスクは低めで安定した投資が可能なことからも、北区は「初めての不動産投資」に向いているといえるでしょう。
メリット③:利便性の高さから空室リスクは低め
北区はアクセス性の良さや生活インフラの充実度の高さもあり、空室が発生するリスクは低めです。都心部へ通勤する単身サラリーマンや通学する学生を中心として、常に高い賃貸需要が見込めます。子育て支援策の豊富さから、ファミリー層を狙った投資も可能でしょう。
当社では不動産投資のメインターゲットとなる単身サラリーマンを狙った物件の情報を豊富に保有しています。北区をはじめ東京23区の物件データを網羅しており、あなたの予算や求める未来に合ったご提案が可能です。不動産投資で手取りを増やして生活をラクにしたい人は、お気軽に当社へご相談ください。
北区に不動産投資する際の留意点3つ
メリットの多い北区への不動産投資ですが、下記3つの注意点もあるので押さえておきましょう。
- 赤羽など一部エリアは治安に注意
- 埼玉県寄りのエリアは家賃相場が低め
- 「再開発済み」のエリアは地価・不動産価格が頭打ちになるリスクあり
北区への不動産投資を検討する人は、失敗しないようにぜひチェックしておいてください。
留意点①:赤羽など一部エリアは治安に注意
商店街がある「赤羽」など一部のエリアは犯罪発生率が高めで、治安に注意が必要です。2023年1月 ~ 12月の東京都北区におけるエリア別の犯罪発生件数を下記にまとめました。
エリア | 犯罪発生件数 |
---|---|
王子 | 254件 |
上十条 | 35件 |
中十条 | 47件 |
東十条 | 99件 |
赤羽 | 283件 |
参考警視庁「令和5年区市町村の町丁別、罪種別及び手口別認知件数」(Exlelファイル)
北区のメインエリア「王子」および、商店街のある「赤羽」エリアの犯罪発生件数が突出しています。ほとんどが窃盗などの軽犯罪ではあるものの、こうしたエリアでは女性・ファミリーをターゲットにした、防犯設備のないマンション・アパートや戸建ての物件は避けたほうが無難です。
留意点②:埼玉県寄りのエリアは家賃相場が低め
北区全体のワンルームの家賃相場は7万円 ~ となっています。これに対し、北区に隣接する埼玉県川口市のワンルームの家賃相場は6万円 ~ です。同じ北区でも赤羽・王子など発達したエリアでは8万円 ~ ほどの家賃相場に期待できますが、埼玉県寄りの未発達エリアになると6万円 ~ の物件が増えてきます。
駅近など一部例外の物件はあるものの、基本的には赤羽駅周辺または北区の中でも南側の物件を狙うのが得策です。物件価格に対し家賃収入が大きい(= 利回りが高い)物件を狙って、不動産投資を成功させましょう。
留意点③:「再開発済み」のエリアは地価・不動産価格が頭打ちになるリスクあり
下記のエリアは大規模な再開発がほぼ終わっており、地価や不動産価格が頭打ちになってしまうリスクがあります。
- 赤羽駅西口地区
- 旧東京芸術大学赤羽キャンパス跡地
とはいえ周囲の再開発も進行しており、必ずしも上記エリアが不動産投資に適さないわけではありません。地価や不動産価格が横ばいでも、立地によっては安定した家賃収入に期待できます。詳しくは不動産投資のプロフェッショナルが集まる当社へお気軽にご相談ください。
まとめ
東京都北区は都心部へのアクセス性の良さや飲食店の多さ、生活インフラの充実度が魅力です。子育て支援策も充実しており、単身層からファミリー層まで幅広い人気があります。
北区に不動産投資をするメリットは、再開発で将来的な地価や不動産価格の上昇が見込めること。東京23区内では物件価格が控えめで、比較的手を出しやすいのもメリットです。利便性の高さから、空室リスクも低いと考えられるでしょう。
ただし一部エリアの治安が悪めなこと、埼玉県寄りのエリアは家賃相場が低めな店が留意点として挙げられます。とはいえ北区が全体的に不動産投資向きであることに変わりはありません。北区への不動産投資にご興味のある人は、当サイトへの無料会員登録で見られる非公開の優良物件情報をチェックしてみてください。

この記事の執筆: 及川颯
プロフィール:不動産・副業・IT・買取など、幅広いジャンルを得意とする専業Webライター。大谷翔平と同じ岩手県奥州市出身。累計900本以上の執筆実績を誇り、大手クラウドソーシングサイトでは契約金額で個人ライターTOPを記録するなど、著しい活躍を見せる大人気ライター。元IT企業の営業マンという経歴から来るユーザー目線の執筆力と、綿密なリサーチ力に定評がある。保有資格はMOS Specialist、ビジネス英語検定など。
ブログ等:はやてのブログ