【初心者向け】不動産投資の勉強は何から始める?グッと成長する勉強法を紹介します
- 更新:
- 2025/02/27
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これから不動産投資をしたいと思っている方の中には、「初心者なので基礎知識から身につけたい」「何から勉強すればいいのかわからない」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
不動産投資の対象物件は、数百万円台のワンルーム物件から億単位の一棟物件までさまざまで、その手法もひとつではありません。不動産投資で成功するためには、いきなり物件探しを始めるのではなく、事前に勉強して不動産投資の種類や税金・ローンなど必要な知識を身につけておくことが大切です。
そこで今回は、不動産投資の勉強法を4つのステップで解説します。
- ステップ1:基礎知識の習得(インターネット・書籍での学習)
- ステップ2:実地での情報収集(物件周辺の調査)
- ステップ3:セミナーでの実践的知識の習得
- ステップ4:実際の物件選びを通じた学習
4つのステップを着実に進めることで、不動産投資に必要な知識と判断力を身につけられるでしょう。不動産投資の勉強法を知りたい方は、ぜひご一読ください。
- 目次
- 不動産投資の勉強で最初にやること|基礎知識や仕組みを知る
- 不動産投資の勉強に慣れてきたらやること|実地調査や業者からの一次情報収集
- 実践的な不動産投資の知識をつけるならセミナーを活用しよう
- 実際に投資する物件を絞り込んでみよう
- 不動産投資は物件購入後も勉強が必須!
- まとめ
不動産投資の勉強で最初にやること|基礎知識や仕組みを知る
不動産投資は物件探しの段階から専門的な単語が頻出します。物件の種類や投資方法でも、聞き慣れない単語が出てくるでしょう。
- 基本的な専門用語を把握しておくことは不動産投資では必要不可欠です。
不動産投資の勉強の第一歩として、まずは不動産投資の基礎知識や仕組みを理解し、聞き慣れない専門用語の意味を調べることからはじめましょう。
参考これだけはおさえたい!絶対に知っておきたい不動産用語まとめ
良い物件が見つかり購入する段階でも、ローンの支払方法、物件にかかる税金など知っておくべきことは多くあります。できるだけたくさんの情報に触れることを意識しながら勉強していきましょう。
情報を集める主な手段は次の3つ。
それぞれ具体的に解説します。
インターネットの活用
インターネットで不動産投資の情報を学ぶには、不動産投資の情報サイトとブログが有効です。この2つは、どのように活用すればいいのでしょうか。
①不動産投資の情報サイト
インターネットで不動産投資について検索すると、膨大な数の情報サイトがヒットします。今ご覧いただいている本記事も、情報サイトのひとつです。動画による解説や投資物件検索アプリなど、さまざまな形で情報が提供されているため、もっとも自分に合った勉強方法を見つけやすいメリットがあります。
情報サイトを活用する際は、以下のように段階を踏むことで着実に知識をつけていけるでしょう。
- まずは初心者向けサイトで基礎を固める
- 分からない用語は都度調べながら読み進める
- 理解が深まったら、専門的なサイトにステップアップする
- 必要に応じて、複数のサイトを比較しながら情報の正確性を確認する
いきなり、いかにも難しそうなサイトに触れても、理解するまで時間がかかり非効率です。初心者向けサイトを読み込んでいくことで、当初は意味が分からなかった専門的なサイトの内容も、徐々に理解できるようになってくるでしょう。
②投資家のブログ
不動産投資家のブログも、勉強におすすめです。投資に成功して収益をあげている不動産投資家の体験談は、それだけで勉強になります。さらに、業者選びの基準や自己資金額、どのような物件を選んだかといったリアルな情報は、これから不動産投資を始める人から上級者まで、多くの方にとって有用な情報となり得るでしょう。
インターネットによる情報収集の注意点
インターネット上の情報は誰もが簡単に入手できる一方、すべての情報が正確とは限らない点に注意が必要です。不動産投資の勉強をする際は、必ずしも最新でかつ正確ではないことを理解したうえで、豊富な情報に触れ多面的な視点を養いましょう。
サイトの更新時期によってはそのまま参考にできない情報もあります。特に、法律の改正やローン関係の情報については、最新の情報かどうか確認したうえで記事を閲覧しましょう。
書籍の活用
不動産投資では、読者のレベル感や投資の手法に応じた多種多様な書籍が発売されています。知りたい内容をピンポイントで勉強できるのが、書籍を活用する最大のメリットです。以下のポイントを押さえて書籍を選んでみましょう。
- 入門書から順に読み進める
- 著者の実績や経歴を確認する
- 知りたい分野(資金計画、物件選び、税務など)に特化した本を選ぶ
- 出版時期をチェックし、できるだけ新しい情報を選ぶ
不動産の専門家や成功している投資家が執筆した書籍では、実践的なノウハウが詳しく解説されています。ただし、出版時期によっては情報が古いことも。いつ出版されたか確認して、できるだけ新しい書籍を選ぶのがポイントです。
なお、当サイトに無料会員登録すると、不動産投資を基礎から学べる39,800円相当の電子書籍を無料でプレゼントします。電子版のため、通勤時間やちょっとした休憩時間に読み進められるでしょう。今から着実に知識をつけていきたい方は、無料会員登録して39,800円相当の電子書籍をお受け取り下さい。
不動産投資家からの情報収集
不動産投資において、横のつながりは非常に重要です。横のつながりとは「不動産投資家同士のつながり」です。良い情報は、つながりから生まれます。成功している不動産投資家や信頼できる不動産会社から良い情報をもらえるように、横のつながりを持つことを意識しましょう。
不動産投資を成功させるには、過去の経験を教えてもらうことが非常に重要です。
- 成功者から得る体験談は、何事にも変えられません。
成功している不動産投資家に出会ったときは、積極的に体験談を尋ねてみることをおすすめします。きっと、自分の知見を深めるいいきっかけになるでしょう。
不動産投資における情報収集のポイント
インターネットで幅広い情報を得てから、書籍で知識を深める勉強方法はとても効果的です。しかし、不動産投資においては、時代とともに変化する情報も存在します。特に注意が必要なのは、次の事項です。
- 家賃の相場
- 経済・金融情勢
- 税金や控除に関わる法律の改正
これらは、アップ当時の観点や判断軸が現在と違っている可能性があります。情報収集は一度で満足せず、こまめに行いましょう。
不動産投資の勉強に慣れてきたらやること|実地調査や業者からの一次情報収集
ここまで、不動産投資の学習方法について解説してきました。机上での学習は、非常に大切です。しかし、優秀な不動産営業マンや成功している不動産投資家の多くは、学習の他に「一次情報から情報を得る」ことも重要視しています。一次情報とはオリジナルの情報です。具体的には、実体験や調査から得た情報や考察を指します。
実体験に勝る情報はありません。それでは、実際に情報を得る方法について解説します。
物件周辺の環境調査
実地調査では、書面だけでは分からない物件の実態を知ることができます。成功する不動産投資家の多くは、気になる物件を見つけた際、建物そのものや周辺の環境を実際に見ることを欠かしません。以下の観点で調査を行うと良いでしょう。
調査項目 | 確認ポイント |
---|---|
建物の状態 | ・共用部の清掃状態 ・ゴミ置き場の管理状況 ・駐輪場の使用状況 ・外壁や設備の劣化具合 |
周辺の環境 | ・駅からの実際の道のり ・周辺店舗 ・道路状況 ・住宅の管理状態 |
生活の利便性 | ・通勤や通学のしやすさ ・買い物のしやすさ ・道路状況 ・騒音や治安の状態 |
たとえばゴミ置き場にゴミが散乱している物件には、隣人とのトラブルを起こしやすい住民がいるかもしれません。このように物件や周辺環境を調査することで、物件の実態や入居者層、将来性が見えてきます。
最寄り駅での現地調査
不動産物件を購入する際、最寄り駅周辺にはどのようなタイプの方が住んでいるか必ずチェックしましょう。その土地に出向き、どんな方が住んでいるか現地調査を行うことも非常に重要です。
例えば、大学や学校がある場合は学生が多いため、ワンルームマンションに需要があります。ファミリー向けの商業施設や、駐車場が広い場所はファミリー向け物件の需要が多いと言えるでしょう。
Googleストリートビューの活用
現地調査の時間がなかなか取れない場合は「Googleストリートビュー」の活用をおすすめします。ある程度の立地状況がわかるため、大まかな物件情報を得ることも可能です。事前情報を得るためにGoogleストリートビューを使ってもいいでしょう。
Googleストリートビューでは、次のような状況も確認できます。
- 立地
- 物件沿線の状況(線路や高速道路の有無)
- 窓の向き
- 窓やバルコニーから見た景観
Googleストリートビューの活用により、線路沿いや高速道路沿いの騒音の可能性がある物件や、景観が悪い物件などを検討段階で候補から外すことも可能です。
不動産投資業者からの情報
不動産投資を成功させるためには、不動産投資業者の協力は必要不可欠です。不動産投資での物件情報は、最初に不動産投資業者に回ってきます。その情報を得るためには、不動産投資業者から信頼を得ることが大切です。
不動産投資業者から信頼を得るには、普段から不動産投資と真剣に向き合う姿勢を持ちましょう。
- 経営者意識を持って自ら行動する
- 不動産投資の知識を積極的に吸収しようとする
- 積極的に一時情報を得ようとする
このように不動産投資を真剣に行っている姿勢が見えると、不動産投資業者から信頼を寄せられ、物件情報を多く得られる傾向があります。
自分で得た知識や経験は、何ものにも代えがたい財産です。代えがたい財産となる知識や経験を得るためには、一次情報を大切にし積極的に動くことがおすすめです。
実践的な不動産投資の知識をつけるならセミナーを活用しよう
インターネットでの情報収集や書籍である程度の知識を身につけたあとは、不動産投資のスタートに向けた実践的なステップへと進みます。実践編として最初のおすすめは、不動産投資セミナーの受講です。
不動産投資セミナーには初心者向け、中級・上級者向け、女性向け、地域別などさまざまな種類があります。独学よりも充実した情報や知識が得られるため、収穫が多い勉強法と言えるでしょう。
不動産投資でセミナーを受講する2つの魅力
不動産投資セミナーには、2つの大きな魅力があります。効率よく情報を収集できることと、不動産投資への理解が深まることです。
それぞれ詳しく解説します。
①効率よく情報を収集できる
自分の目的に沿った不動産投資セミナーを選ぶことで、効率よく情報を取得し理解を深めることが可能です。現地開催のセミナーであれば、同じ目的の仲間と知り合い、情報共有できるチャンスもあります。
不動産投資業者主催のセミナーは数多く開催中です。ほとんどが無料なので、気になるセミナーがあった場合は、積極的に参加をおすすめします。
②不動産投資への理解が深まる
セミナーの大きな利点は、専門家から直接アドバイスを受けられることです。特に資金計画や融資についての具体的な相談ができ、自分の状況に合わせた投資プランを明確にできます。受講の際は、事前に質問や不安なことをまとめておきましょう。
ただし、無理に物件を購入させるような悪質な業者に騙されないために、セミナー選びは慎重に行わなければいけません。事前にSNSや口コミサイトなどで評判を確認し、最初はオンラインセミナーから参加するなど、段階的に受講をするとよいでしょう。また、営業色が非常に強いこともあるため、複数のセミナーに参加して比較検討するのがおすすめです。
実際に投資する物件を絞り込んでみよう
不動産投資の勉強実践編として次のおすすめは、投資物件の絞り込みです。投資物件の絞り込みは、次の2ステップで行います。
それぞれ詳しく解説します。
ステップ①:投資の照準を絞り込む
インターネットや書籍による情報収集からセミナー受講と勉強を進めたら、いよいよ投資物件の絞り込みをはじめましょう。インターネットで検索してどのような物件がいくらで販売されているのか、事前にリサーチしておきます。
投資物件が掲載されているサイトで、目的の物件があるエリアの家賃相場や周辺環境などを同時に確認しておくことも大切です。
ステップ②:物件見学に行く
気になる物件を絞り込んだら、資料請求をして実際に物件を見に行きましょう。自分の足で出向き自分の目で確かめることで、インターネットの情報だけではわからないことが見えてきます。たとえば、以下の項目をチェックします。
チェックポイント | 確認項目 |
---|---|
物件内 | ・日当たり ・風通し ・間取り ・騒音や振動の状況 ・内装や設備の状態 |
物件の周辺環境・立地 | ・駅やバス停までの利便性 ・生活施設の充実度 ・街並みや治安の状況 |
入居者視点のメリット・デメリット | ・競合物件との比較(差別化のポイントがあるか) ・家賃相場との整合性(相場よりも高すぎる場合は注意) |
百聞は一見に如かず、は物件選びにも当てはまります。特に入居者視点でのチェックは見落としがちですが、投資物件として成功するかどうかを左右する重要な要素です。物件そのものの良し悪しだけでなく、入居者にとっての価値を常に意識しながら見学を進めましょう。
どんなに気に入った物件でも、収益性や資産性、立地や家賃など総合的に検討した結果投資物件には適さないと判断した場合、購入を見送ったほうが賢明かもしれません。物件を見極め相場観をつかむ練習としてたくさんの物件を見学し、不動産を見る目を養うのがおすすめです。
不動産投資は物件購入後も勉強が必須!
不動産投資は物件を購入して終わりではありません。むしろ、購入後からが本当のスタートです。多くの人が、「物件を購入すれば放置してOK」と考えて物件を購入し、不動産投資に失敗していきます。長期にわたって収益を上げ続けるためには、以下のような知識をつけておくことが不可欠です。
- 入居者管理(トラブルや家賃滞納への対応)
- 建物管理(実態に合った修繕計画))
- リスク管理(家賃相場の下落・空室の発生))
- 出口戦略(収支見通しや、将来の売却をどうするか))
不動産投資は「ミクロな経営」といえます。不動産投資により資産がいくら増減するか、長期に渡る見通しを立てるためには知識が必要です。インターネットや書籍で情報を集めたり、勉強会やセミナーに参加したりして勉強を続けていきましょう。
まとめ
不動産投資で失敗する最大の原因は、勉強不足と準備不足です。特に、準備段階の情報収集を怠ると、収益どころか赤字のリスクが発生します。
勉強が必要と言われても、何冊本を読んだらいいのか、どのくらいの期間勉強したらいいのか指針がなく不安になるかもしれません。本記事に書いたように、インターネットや書籍、不動産投資家からの情報収集、セミナー受講、物件の絞り込み、現地見学の流れを踏むことで、必要な知識を少しずつ着実に身につけることができます。
不動産投資で長期的に収益を出すには、しっかり勉強し、判断力を身につけることが大切です。勉強を重ねる中で不明点が出ることもあるでしょう。投資方針の立て方も、調べただけではわかりづらいかもしれません。そんなときは、お気軽に当社の無料相談をご活用ください。
当社の無料相談では、現在の自己資産や目的に応じて中立的なアドバイスをお伝えします。無理な勧誘はいたしません。投資活動の一助となれるよう真摯に向き合いますので、ぜひ一度無料相談へお越しください。

この記事の執筆: 及川颯
プロフィール:不動産・副業・IT・買取など、幅広いジャンルを得意とする専業Webライター。大谷翔平と同じ岩手県奥州市出身。累計900本以上の執筆実績を誇り、大手クラウドソーシングサイトでは契約金額で個人ライターTOPを記録するなど、著しい活躍を見せる大人気ライター。元IT企業の営業マンという経歴から来るユーザー目線の執筆力と、綿密なリサーチ力に定評がある。保有資格はMOS Specialist、ビジネス英語検定など。
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