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イギリスの住宅価格が上昇?ロンドン脱出を狙う層は何を考えどこへ向かうのか

この記事の執筆者: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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イギリスの住宅価格が上昇?

2020年12月初旬、クリスマスを楽しみにしていたロンドナーたちは、さらに感染力が強い変異株の発見で突然悪夢のロックダウンを余儀なくされ、市民生活が目まぐるしく変化しました。

米金融専門誌『Global Finance』が2020年行った”世界で最も住みやすい都市”調査によると、”1位の東京に続き、2位にランキングされたロンドンはロックタウンが一段落したにもかかわらず、市民の間でロンドンからの脱出組が増加しています。今、何がロンドンでは起きているのでしょうか?今回は、人気国際都市、ロンドンの住宅事情に焦点をあて、最新情報をお伝えします。

ロンドナーの約34%はロンドン郊外に住むことを希望

ロンドナーの約34%はロンドン郊外に住むことを希望

今年、3月に実施された”The London Assemly Housing Committee”による調査によると、ロンドン市内から郊外に転居を希望しているロンドナーは約3割以上におよんでいます。これはコロナパンデミックの影響で在宅勤務になり、緑がある庭付きの戸建てを希望する人が増えたことや、子供の学校でソーシャルディスタンスを守らなければならないため、学校全体の生徒数が少ないエリアを検討している人が増加しているなどの理由が主にあげられます。

ロンドン市内は、住宅が一列に連なり密集しているため、隣の家との距離が保てません。また、集合住宅の1階の住人にはヤードと呼ばれる裏庭がありますが、上層階の住人には狭いベランダしかないためベランダにプランターやチェアーを置いて、外の景色を眺めたり、気分転換をするのが一般的でした。

しかし、パンデミックによる”Stay at home(ステイ アット ホーム)”と言われる在宅命令の影響で、人々への暮らしに対する考えが変わり、住宅の広さや公共やプライベート空間に、もっと豊かな自然があることが一番大切だと考えるようになったのです。

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58%の人々は、「もっと友人や家族との時間を大切にし、もっと外出したい」と熱望

変異株のパンデミックは、ロンドナーの経済面に予期しない大打撃を与えただけでなく、精神的にも計り知れない苦痛を与えたことから、ロンドンだけでなくイギリス全体の61%の人々は非常事態に備えて貯蓄の必要性を実感しています。パンデミックが落ち着いた今、一時期下降したロンドンの住宅事情は以前の水準に戻っています。しかし、ロンドナーは自分たちの収入から高い家賃を支払うよりも、ロンドンから1時間以内の自然が豊かで、家賃が比較的安いエリアへの移住を検討しているのは事実です。

イギリス大手の不動産サイト”Rightmove”の専門家によると、「ロンドンの都市生活者は美しい郊外で、広い庭がある一戸建ての家で家族とガーデニングやアウトドアを楽しむ生活に憧れを持ち、ビレッジホームと呼ばれるカントリースタイルの家に対する需要が今までに126%も増加しています。」と述べています。さらに、「この傾向は2021年4月初旬から始まり、今もなお続いています。長引く在宅勤務の影響から、これまで流行らなかった書斎がある家への希望が増えている現状です。」と述べています。

ロンドナーに人気急上昇のホットスポット”Hertfordshire”

ロンドンの中心から、少し郊外にM25という環状高速道路が走っていて、その付近には多くのロンドナーが注目しているホットスポットが集まっています。

ロンドン市内の企業に勤務している人々は、今後も在宅勤務になる可能性を考慮してロンドン脱出を計画しています。実際、ロックタウンと同時にロンドン市内の飲食店やアミューズメント、ショッピングエリアは全て閉まってしまい、さらに、オフィスに通勤をする必要がなくなったため、人々はこれまでとは違う面で経済的にも、精神的にもゆとりを求めているのは事実です。

そのような脱出組に人気があるのが、ロンドン市内の中心部から車で約1時間、イギリスらしい緩やかな丘陵地帯、羊の群れ、古い石造りの家々。時間がゆっくり過ぎるような田園風景が広がるHertfordshire(ハートフォードシャー)は、あの有名なベッカムの自宅があることでも知られているロンドナーから羨望のホットスポットです。

その中でも、Cheshint、Hoddesdon、Waltham Cross, Watfordのエリアを含むBroxbourne boroughはハートフォードシャーでも人気が高く、ロンドン脱出組からの問い合わせや内覧の依頼が多数寄せられていて、ロンドナーが市内から郊外での生活にシフトしているのは明らかです。

イギリス大手不動産サイトZooplaによると、ロンドン市内の2または3ベッドルームの一戸建ての平均住宅価格が£696,453(日本円で約1億600万円、為替レート:153円で計算)なのに対し、ハートフォードシャーでは、2または3ベッドルームの一戸建ての平均住宅価格が£544,078(日本円で約8千300万円、為替レート:153円で計算)で、2021年3月から6月までの間で住宅価格が2.43%上昇し、過去12ヶ月と比較しても11.53%上昇しています。ハートフォードシャーで購入されている住宅の平均価格は、フラット(集合住宅)が£291,991(日本円で約4千400万円、為替レート:153円で計算)、テラスハウス£417,451(日本円で約6千300万円、為替レート:153円で計算)になっていて、ロンドナーにとって密集していないロンドンの住宅事情とは異なり、ストレスフリーの住環境や子供の教育環境などが大きな魅力になっているようです。

続いて、ロンドンの東部に隣接するEssex(エセックス)のEpping ForestとThurrock、さらにKent(ケント)のDartford、Sevenoaks、Medwayも人気があり、さらにイギリス南東部に位置する高級住宅地Surrey(サーレイ)では、Caterham、Oxted、LingfieldがあるTandridge、同様にReigateとBanstead。また、Buckinghamshire(バッキンガムシャー)のAylesbury Valeで新たなカントリーライフを夢見るロンドナーも多数存在しています。

これらの傾向は、通勤時間を最小限に抑えるためにロンドン中心部への通勤に、さほど遠くないエリアに人気が集中していることを示し、住宅価格も上昇しています。

以前なら、「遠すぎる」と懸念したエリアが今では検討される

「遠すぎる」と懸念したエリアが今では検討される

「これらのエリアは、従来の通勤圏から、少しだけ遠いエリアで、コロナのパンデミックを境にホットスポットになったため、住宅価格が上昇しています。以前なら、通勤に遠すぎると懸念されていたエリアですら、現在では検討エリアになっています。」と不動産バイヤーはコメントしています。

さらに、「ロンドンで£500,000の相当の価値がある庭無しのフラットを所持しているなら、ハートフォードシャーでは、場所によって庭付き3ベッドルームの家が所有できます。」とも続けています。

ロックタウン以前は、毎日ロンドン中心部にあるオフィスに通勤し、仕事後や週末には親しい同僚や友人たちと一緒にシアターで観劇したり、最新トレンドが溢れるショッピングストリートで買い物を堪能し、話題のレストランやカフェ、バーで夜を過ごしたロンドナーの生活が、パンデミックにより、これまでの日常的な常識を覆されたことをきっかけに、人々は何が自分や家族にとって最も重要で、生活をエンジョイできるライフスタイルなのかを考えるようになったのです。

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ロンドナーが選んだのは、より健康的で、精神的に満ち足りた郊外での生活

そのため多くのロンドナーは、ロックタウンの開始と同時に「ロンドンを離れて、郊外で生活したい」と答えています。毎日、家族が共にいる自宅で仕事をし、食料品や日常品を買うためにだけ外出し、政府からの”Stay at home”(在宅勧告)のために学校には行けない子供たちの世話をしながら、庭がない、自分のための仕事に集中できるワーキングスペースがないロンドンの住宅でなく、物価が安く、生徒数が少ない学校で子供たちに感染のリスクを最小限に抑えるために新しい環境を求めるのは、もっともなことです。

実際、気分転換をするためのプライベート空間がなく、隣の住人と距離がなく、あまり広くないフラットに毎日、缶詰めになるより、ロンドン中心部に1時間程度で通勤ができ、緑が多く、プライベートの庭がある広い家の中で、落ち着いてリモートワークしながら、家族と過ごし、いつ再び起こるかもしれないロックダウンに備えるために郊外の家を探す人々は後を絶ちません。

ロンドナーは今までの便利な都市生活が常識ではなくなったパンデミックを機に、別の豊かさを求めています。それでも、ライフスタイルと生活環境は変わっても、心の豊かさを取り戻すことには変わりありません。

まとめ

物資的に恵まれた都市生活は便利で魅力的です。そのため、住宅価格や物価も高く、収入からの自動的な支出のウェイトを占める割合が必然的に多くなります。特にロンドンの住宅価格の高さは、世界の大都市でも屈指です。リモートワークが新たな常識になった今、経済的にもゆとりを求め、精神的にも健康であることを最重要としたロンドナーが向かう先は、「今後もロンドンの新常識」になるでしょう。

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