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JR西日本『おためし地方暮らし』は地方暮らしの交通費ネックを払拭できるのか

この記事の執筆者: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)は沿線自治体と協働して、2021年6月から「おためし地方暮らし」プロジェクトをスタートします。新型コロナウイルスの影響によってテレワークが推進される中、好きな場所で働くことや複数拠点を持つ暮らしなど新しいライフスタイルを提案するのが当プロジェクトです。「住居+鉄道のサブスクリプションサービス」を軸とした企画概要やメリット・デメリットを紐解きます。

コロナ禍だからこそ生まれたサービス「おためし地方暮らし」とは

「おためし地方暮らし」とは

JR西日本は2021年6月1日から、兵庫県丹波篠山、京都府南丹、滋賀県高島の沿線3市と共同で「おためし地方暮らし」を開始します。「仕事はそのまま、ローカルに暮らし、ときどき出社」というキャッチフレーズ通り、京都、大阪、神戸の近畿3都市への通勤者がいる家族に1~3ヶ月間の期間限定で沿線3市にお試しで移住してもらうという企画です。地方移住検討者に向けて、住まいの紹介と通勤にかかる交通費のサブスクリプションサービスを組み合わせて提供します。

応募期間の2021年4月7日~28日に30件の問い合わせ、20件の申し込みがありました。今の仕事を続けながら、生活のベースを自然豊かな地方に移し、都市圏と地方を行き来する生活がしたい方、通勤する機会が減った分、農業やアウトドアイベントなど新たな趣味や仲間を見つけたいという方におすすめです。

コロナ禍で地方に移住を考える人が増えた

本企画は地方移住への関心の高まりに着目し、「テレワークと出社を組み合わせつつ、京都・大阪・神戸市内の職場にお勤めの方」を含む家族を対象に、都市部の仕事を持ちながら地方に居住するという新しいライフスタイルを提案するものです。
現在も続く新型コロナウイルス感染拡大の影響によって、都市圏から地方へ移住を検討する、もしくは実際に移住した人が増えています。地方居住に興味がありながらも、移住に関して不安を抱える「家族」を対象にしています。

実際に東京23区に住む20代の人のうち3分の1以上の人が地方移住への関心が高まっているということが、内閣府が2020年5、6月に実施した調査※で明らかになりました。

その調査によれば、東京23区に住む20代では地方移住に「関心が高くなった」と答えた人が11.8%、「関心がやや高くなった」と答えた人が23.6%でした。また、東京圏に住む20代も、地方移住について約3割の人が、関心が高くなったと答えています。

首都圏居住者全体では地方移住への関心が高まった人が15.0%という結果でした。年齢別にみると特に20代が22.1%と、他の世代に比べて関心が高いことが分かりました。

また、全国の就業者にテレワークの利用希望について聞いたところ、39.9%が「利用したい」と答え、東京23区では59.1%と利用希望が高いことも分かりました。

本プロジェクトは関西圏での実施ですが、これから全国的にこういった企画が広がっていくことが予想されます。

※内閣府「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」

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「おためし地方暮らし」サービス概要

「おためし地方暮らし」は西日本エリア内の「滞在エリア」に居住して、鉄道サブスクサービスを利用しながら、「都市圏の仕事を持ちながら地方居住」を体感する機会を提供するプロジェクトです。

●対象者

  • 京都・大阪・神戸市内へ通勤される方を含むご家族
  • 大人2人以上の参加が条件、お子様の有無は問いません

●滞在エリア

  • 兵庫県丹波篠山市、京都府南丹市、滋賀県高島市
  • 応募の際に、ご希望の滞在エリア・住居をお選びいただきます

●参加期間

  • 【短期】2021年6月1日(火)~2022年3月31日(木)のうち、1ヶ月~3ヶ月間(月単位)
  • 【長期】2021年6月1日(火)~2022年3月31日(木)の10ヶ月間

●募集数

各滞在エリア5組程度

気になる住居、家具、インターネット環境はどうなる?

兵庫県丹波篠山市、京都府南丹市、滋賀県高島市の地元の方の協力により、「おためし地方暮らし」を体感する賃貸住宅を用意しています。短期プランか長期プランかによって、利用できる住居が異なります。

例えば、丹波篠山市に滞在の場合、丹波篠山市から、滞在支援金(月額利用料の2分の1の額、上限30,000円)および移動支援金(居住地から滞在住居までの1回分の往復交通費の2分の1の額、上限3,000円)の助成が受けられます。南丹市、高島市は、2021年度途中に、各市から「おためし暮らし物件」が提供される予定です。

短期向けの住居には、最低限の家具・家電が備わっています。長期向けの住居には、家具・家電は設置されていないので自分で用意する必要があります。希望者には、モバイルWi-Fiルーターを1台無償貸与します。毎月のデータ使用量は100GBまでと大容量なので通信環境は十分といえそうです。 また、住居以外でのテレワークが可能なコワーキングスペースやワークプレイスの紹介も行っています。

住まいと通勤地が離れることで気になるのは交通費

関西都市圏の京都・大阪・神戸市内に通勤しながら、地方で生活するとなったら居住空間と同じくらい気になるのが交通費です。京都・大阪・神戸市内に通勤する方、各世帯2名までが鉄道サブスクリプションサービスの対象者となります。
丹波篠山市または南丹市に滞在の場合は、指定区間の乗車について特急料金サブスクリプションサービスを月額3,000円で提供します。通勤や移動等の際に特急列車を利用できます。毎月、予め3,000円をお支払いいただいた上で、J-WESTチケットレスで特急列車を利用すると、翌月末までに「J-WESTチケットレスの購入金額」をICOCAポイントで還元するという仕組みです。

高島市に滞在の場合は、特急料金サブスクリプションサービスを月額7,000円で提供します。利用方法は丹波篠山市と同様です。丹波篠山市、高島市どちらに滞在の場合も特急利用のサブスクリプションサービスは月に20回までが対象となります。

勤務する会社でテレワーク制度が導入されているという前提であれば、都市圏に出るのは買い物や娯楽、月に数回の出勤となるので、このサブスクリプションサービスを利用するとお得に田舎暮らしが体験できます。週5でフル出勤となっている場合は、往復の交通費の負担が増えることになります。会社に地方暮らしの理解が得られて、勤務地と地方居住地の区間の定期代を支給してくれるとなれば、地方への移住はさらに促進されるでしょう。

地方の暮らしで移動手段として欠かせないのが車です。希望者にはJR西日本レンタカー&リース株式会社から提供されるレンタカー特別プランが利用できます。利用料金はKクラス(定員4名)で月額23,500円(税込)、Sクラス(定員5名)で月額28,500円(税込)です。

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全国に広がれば日本が抱える社会問題の解決に

日本では東京をはじめとする都市圏への人口集中が問題になっています。テレワークの浸透から地方移住が増えれば、都市圏から地方への人口分散が可能になります。働き盛りの若者が地方暮らしをすることで地方の活性化、高齢化が進む農業のサポートが実現できます。

田舎暮らしは家賃や生活費が抑えられたり、忙しない都市圏で働きながら大自然に触れることでリフレッシュになったりとメリットがたくさんあります。地方暮らしを検討している家庭にとって、一定期間お試しできるというのはハードルが下がってしっかり見極めてから移住が決断できますね。

今回の「おためし地方暮らし」以外にも地方移住に対する補助金やサポート制度などがあるので、地方移住や複数拠点を持つという動きは拡大しています。JR西日本は今回の「おためし地方暮らし」は「家族」を対象としていますが、今後は法人向けに地方の社宅・寮の整備や支援も検討中です。地方移住は全国的に個人・法人問わず拡大していくでしょう。

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