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千葉県流山市の子育て世代の人口増加が止まらない理由を徹底解説!不動産投資のチャンスはある?

千葉県, 流山市, 子育て

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株式会社ウェイブダッシュが運営する「生活ガイド.com」で行った「全国住みたい街ランキング2023年版」調査で、千葉県流山市が前年度57位から28位にまで上昇しました。よく話題に上がる兵庫県明石市と同様、流山市は子育て支援に力を入れている市となっています。

今回は千葉県流山市の人口増加率が高い5つの理由や、子育て世帯から人気を集める主要な3つの子育て支援策を紹介します。また流山市は不動産投資に向いているのか、また市内のどのエリアが狙い目なのかについても見ていきましょう。不動産投資家のみなさんは必見の内容です。

千葉県流山市の人口増加率は6年連続No.1!

千葉県流山市は6年連続で人口増加率1位を記録している、今非常に人気の高い街です。平成16年には151,684人だった人口は、令和5年4月1日時点で209,935人と、実に50,000人以上も増加しています。

全体的に人口は増加傾向にありますが、特筆すべきは0 ~ 14歳の「子ども」が大幅に増えている点です。日本国内における令和4年の総人口に占める子どもの割合が11.7%なのに対し、令和5年の流山市の子どもの割合は16.3%となっており、大幅に高いと分かるでしょう。

参考流山市「令和5年4月1日現在住民基本台帳による年齢別、男女別人口」

さらに詳しく見ていくと、全国平均比で合計特殊出生率が非常に高く、明らかに子育て世代が増えていることも分かりました。全国の合計特殊出生率が1.30なのに対し、流山市は1.56%です。

なぜこれだけ流山市は子育て世代に人気があるのか。その人気に迫ります。まずは、そもそも流山市がどのような環境の街か見ていきましょう。

千葉県流山市はどんな街?

千葉県流山市は「都心から一番近い森のまち」をテーマとしてかかげている、森林や公園が充実した緑の多い街です。東京から茨城まで最短45分で行き来できる「つくばエクスプレス」が通っており、都心へアクセスしやすい地域となっています。

詳しくは後述しますが、独自の子育て支援策をいくつも展開しており、子育て世帯からの絶大な支持を受けているのが特徴。さらに商業施設の開発や保育・教育施設の拡充も進んでおり、まさに「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーに恥じない子育てしやすい街といえるでしょう。

千葉県流山市の自治体には全国でも珍しい「マーケティング課」がある

千葉県流山市の自治体には、全国でも非常に珍しい「マーケティング課」という部署が存在します。2004年当時、井崎市長が流山市の知名度の低さを改善し、少子高齢化による財政危機を回避するために発足しました。

当時の市役所職員は「自治体が金儲けのマーケティングをするなど言語道断」とマーケティング課の発足に大反発しましたが、井崎市長は1年かけてこれを説得。「少子高齢化の時代、5年後・10年後に街を活性化させてくれるのは共働きの子育て世代だろう」という考え方のもと、流山市の魅力を伝える広報活動や子育て支援策を拡充し、現在の子育て世帯からの人気を確立しています。

参考流山市「マーケティング課」

千葉県流山市は住みやすい街!人口増加率が高い5つの理由

千葉県流山市の人口が子ども・子育て世代を中心にこれだけ増えているのには、5つの理由がありました。

  • 子育て支援策が充実している
  • 都市部へアクセスしやすい
  • 公共施設・保育教育施設が充実している
  • 治安が良い
  • 商業・レジャー施設が充実している

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

理由①:子育て支援策が充実している

千葉県流山市は、子育て支援策が非常に充実しています。他の市町村にはない保育施設の送迎サービスや、乳幼児を育児中のパパ・ママがお悩みを相談し合えるサロンなど、流山市ならではの支援策が多数。主要な子育て支援策の内容は、この後の「千葉県流山市の主な子育て支援策」で詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

理由②:都市部へアクセスしやすい

千葉県流山市は都市部へのアクセスのしやすさも魅力のひとつです。東京都心へ直結する「つくばエクスプレス」が2005年に開業し、東京・秋葉原エリアまで30分ほどで行けるようになりました。下記は、流山おおたかの森駅から都内各駅への所要時間です。

駅名 流山おおたかの森駅からの所要時間
浅草駅 26分(快速:20分)
新御徒駅 29分(快速:23分)
秋葉原駅 31分(快速:25分)

参考つくばエクスプレス「列車別時刻表」

下手な都内の郊外地域に住むよりも短時間で都心にアクセスできます。東京近郊へ好アクセスということは、都内の会社に通勤する子育て世代でも流山市への引っ越しを決めやすいということ。実際に流山市には、主に都心からの移住者が殺到しています。

理由③:公共施設・保育教育施設が充実している

千葉県流山市には子どもが遊べる公園などの公共施設や、保育園・幼稚園などの保育施設、小・中・高校といった教育施設が充実しています。2022年には新たにふたつの小学校も建ち、子供が増え教育環境の拡充に力を入れていると読み取れるでしょう。特に保育施設の充実度の高さが顕著で、保育園の数はここ10年で約6倍になりました。2021年には待機児童0を実現しています。

これだけ保育園が増えていると「保育士の数は足りているのか」という点を疑問視する方もいるようです。しかしその点についても流山市はしっかりと手を打っており、市内の保育施設で働く保育士に20,000円 ~ 43,000円の手当支給をして人手を集めています。同じく保育士向けの家賃補助制度と合わせると、手当の合計は最大で11万円と手厚い支援です。

保育士の「なり手不足」は解消され、増加する子どもの数もしっかりとカバー。令和5年度も新たな保育園が1件増えています。今後も保育・教育施設は拡充される予定で、引っ越しても子どもを預けられない待機児童問題に直面する可能性は低いでしょう。

理由④:治安が良い

千葉県流山市は治安がいい点も子育て世帯からの人気を集める理由です。10年前の平成25年度の犯罪発生総数が1,715件だったのに対し、令和4年度は807件。なんと半分以下に減少しています。

参考千葉県警「刑法犯認知件数の推移《平成25年~令和4年中》確定値」

千葉県では全体的に犯罪の発生が減少傾向にあり、流山市のように件数が半分以下となっている市町村も少なくありません。しかし人口がこれだけ増加傾向にあること、すぐ隣の松戸市の令和4年度犯罪発生件数が2,608件となっていることなどを加味すると、周辺市町村と比較しても非常に治安が良いと分かるでしょう。

理由⑤:商業・レジャー施設が充実している

千葉県流山市は商業施設・レジャー施設が多く、普段の買い物や娯楽が充実している点も子育て世代の住みやすさを向上しています。最近目立っているのは、特に人口増加の多い「おおたかの森駅」付近の開発です。

2022年4月、おおたかの森駅から南西部に歩いて約4分の位置に「COTOE(コトエ)流山おおたかの森」という大きな商業施設が誕生しました。スーパーや家電量販店、飲食店やベビー用品店など、まさになんでも揃う施設となっています。さらに6月には、同駅南東部に「流山おおたかの森S・C ANNEX2」という商業施設も誕生。同じくスーパーや家具店、100円ショップやアウトドア用品店などが並んでいます。

参考COTOE(コトエ)流山おおたかの森

参考おおたかの森S・C

流山市はもともとある程度スーパーなどのショッピング施設が充実している地域ではあったものの、人口・子ども増に伴い商業施設は拡充傾向。まだ構想段階のようですが、将来的には大規模レジャー施設の建設も計画されており、まだまだ流山市の充実度は上がっていくでしょう。

千葉県流山市の主な子育て支援策

ここでは、千葉県流山市における主な3つの子育て支援策を紹介します。

  • 送迎保育ステーション
  • 子育てサロン
  • 子育て応援マンション認定制度

いずれも、他の市町村ではほとんど見られない流山市独自の支援策です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

子育て支援策①:忙しいパパ・ママを助ける「送迎保育ステーション」

流山市独自の支援策で、子育て世代からも絶大な支持を受けているのが「送迎保育ステーション」です。市内2か所あるステーションで子どもを朝1時間、夕1時間まで預かってもらい、保育園との送迎も担ってくれるという仕組み。朝7時から開いており、夕方は18時まで開園しているので、朝早くても夕方少し遅くなっても負担なく送り迎えができます。

参考流山市「送迎保育ステーションのご案内」

充実した支援内容でありながら、利用料金は月わずか2,000円です。追加料金は必要ですが、もし迎えが18時を過ぎる場合には平日20時・土曜19時まで子どもを預けられるのもポイント。「子どもを理由に、なかなか思い通りに働けない」というパパ・ママの悩みも、流山市は解決してくれるでしょう。

子育て支援策②:各地に「子育てサロン」を設置

流山市では、乳幼児を育児するうえでの悩みや不安を、パパ・ママ同士で気軽に話し合える「子育てサロン」を市内各地に展開しています。自治体と各公民館が主体となって行っており、参加費用は無料。保育園・幼稚園入園前の子ども同士の触れ合いにも活用されています。

参考流山市「子育てサロン」

サロンは2023年7月時点で市内に7か所あり、アクセスもしやすいのが特徴です。パパ・ママが悩みを抱え込まずに頼れる人たちがいる環境は、流山市で不安なく子育てができる大きな要因となっているでしょう。

子育て支援策③:住まい探しに便利な「子育て応援マンション認定制度」

もうひとつ流山市ならではの支援策が、子育て世代の住まい探しに便利な「子育て応援マンション認定制度」です。「ベビーカー等が通れるスペースの確保」や「スロープの設置」などの認定要件をすべて満たしたうえで「浴室へのチャイルドロックの設置」などの24項目の認定基準のうち18項目以上を満たしたマンションは「流山市子育て特別応援マンション」として認定されます。

参考流山市「流山市子育て応援マンション認定制度について」

流山市子育て特別応援マンションに認定されると市のホームページに掲載され、インターネット上の不動産広告にも認定表示がされます。そのため子育て世代は要望に合った暮らしやすい住まいを簡単に探せるでしょう。事業者も広告を打てれば入居者が集まりやすく、まさに誰も損をしないWin-Winの制度です。

千葉県流山市に不動産投資をするのはあり!

千葉県流山市は不動産投資にも適した地域といえます。2013年ごろに22万円/㎡ほどだった中古マンション価格は、2022年には33万円/㎡ほどです。2020年ごろに新型コロナの影響で一時的な下落を見せましたが、ここ10年間はほぼ上昇傾向にあります。

参考東日本不動産流通機構

家賃相場も上昇傾向にあり、早めに購入すれば高利回り・高資産価値でのマンション投資が実現できるかもしれません。ファミリー世帯を中心にしばらくは移住者が集まる見込みとなっており、賃貸需要の増加に期待できるでしょう。

狙うなら2LDK以上のファミリー向け物件

千葉県流山市で狙うなら「2LDK以上のファミリー向け物件」です。現状、流山市の人口はファミリー世帯の移住者を中心に増加しています。子育て応援マンション認定制度も相まって、家族で暮らしやすい広い間取りの物件が人気です。

反対にいうと、ワンルーム・1Kなどの手ごろな物件はあまり投資に向いていないかもしれません。流山市の「令和5年4月1日現在住民基本台帳による年齢別、男女別人口」の20代 ~ 40代あたりの男女別の動きを見ると、男性よりも女性の人口のほうが増えています。単身の男性サラリーマンがあまり多くないと考えられるため、ファミリー向け物件を狙ったほうが得策といえるでしょう。

流山おおたかの森駅・南流山駅・流山セントラルパーク駅付近が狙い目エリア

千葉県流山市の中でも特に狙い目となっている、人口増加や開発が目立つ住みやすいエリアを3つ紹介します。

  • 流山おおたかの森駅周辺
  • 南流山駅周辺
  • 流山セントラルパーク駅周辺

それぞれ見ていきましょう。

流山おおたかの森駅周辺:ショッピング施設が豊富

Googleマップ

引用Googleマップ

※写真は2020年8月、建設中のおおたかの森S・C付近

1つ目の狙い目エリアは、流山おおたかの森駅周辺です。「商業・レジャー施設が充実している」で解説したとおり、現在は2つの大きな商業施設が駅東西に並んでいます。そのほかにもスーパーをはじめとした生活必需品が揃えられるショッピング施設が非常に充実しており、子育て世帯の人口増加が止まりません

また主要な子育て支援策のひとつである「送迎保育ステーション」もおおたかの森駅すぐそばにあり、保育園への送迎のお悩みも解消。流山市の中でも特に子育てしやすい環境で、今後も人口が増加する不動産投資に適したエリアといえます。

南流山駅周辺:圧倒的な保育園数!都内へも好アクセス

2つめの狙い目エリアは、保育施設が非常に充実している南流山駅周辺エリアです。南流山エリアだけでなんと17件もの保育園があり、送り迎えがしやすくパパ・ママの負担が少ないエリアといえます。

南流山は流山市最南端のエリアとなっているため、都心へのアクセスしやすさも市内でトップクラス。小さいお子さんをもち、都心に通勤するパパ・ママの需要が絶えないエリアです。

流山セントラルパーク駅周辺:公園・スーパーが多くて住みやすい

最後に紹介するのは、公園やスーパーが多く住みやすい流山セントラルパーク駅周辺エリアです。大きな商業施設などはありませんが、スーパーが多く日常の買い物には困りません。すぐ近くに総合運動公園があるので、子どもの遊び場も充実。小・中学校や保育施設もそこそこ充実しており、需要が高めの地域となっています。

まとめ

千葉県流山市の人口増加率は6年連続No.1で、0 ~ 14歳の子どもを含むファミリー世帯を中心に人口が増加しています。子育て支援策や教育・保育施設が充実しており、治安も良く商業施設も多いです。さらに都心へのアクセスも容易で、圧倒的な住みやすさから移住希望者の増加が止まりません

流山市は2LDK以上のファミリー向け物件を中心に、不動産投資にも適したエリアといえます。特に商業施設が増えさらに住みやすくなった流山おおたかの森駅周辺や、保育園が非常に多く都心にもアクセスしやすい南流山駅周辺などのエリアは狙い目です。投資家の皆さんはぜひ物件をチェックしてみましょう。

この記事の執筆: 及川颯

プロフィール:不動産・副業・IT・買取など、幅広いジャンルを得意とする専業Webライター。大谷翔平と同じ岩手県奥州市出身。累計900本以上の執筆実績を誇り、大手クラウドソーシングサイトでは契約金額で個人ライターTOPを記録するなど、著しい活躍を見せる大人気ライター。元IT企業の営業マンという経歴から来るユーザー目線の執筆力と、綿密なリサーチ力に定評がある。保有資格はMOS Specialist、ビジネス英語検定など。

ブログ等:はやてのブログ

この記事の監修: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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