不動産投資TOKYOリスタイル

不動産投資を
投資家目線でアドバイス

特許取得東京23区・駅近・低価格帯

30分ごとに更新中 4000件を超える新着物件 物件一覧はこちら

ホテルのサブスクがコスパ最強?賃貸マンションより安くホテルに住める時代が令和のトレンド?

この記事の執筆者: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

コロナウィルスの影響を受けている業界や人物を一部に特定することはできず、全人類が影響を受けています。特に飲食業、宿泊業界、旅行業界の悲鳴はメディアに取り上げられることも多く、被害を想像しやすい業界ですね。各社生き残りをかけて様々な手を出している中で、昨今話題となっているのが、ホテル各社がこぞって進出を始めた定額でのホテル滞在サービスです。低価格のビジネスホテルだけでなく、三井不動産などが始めた「サブ住む」などに代表されるような高級ホテルでの活用まで始まりました。そこで今回は、ホテルのサブスクリプションサービスとはどのようなものなのか、どのように活用されていくのか、また賃貸物件との比較対象となっていくであろうこのサービスとどう折り合いをつけていくべきなのかをまとめます。

2021年、宿泊業界の状況

宿泊業界の方達に話を伺うと、全員が「耐えるしかない」と口を揃えます。星野リゾートの社長ですら、そうなのですから非常に厳しい状況と言えそうです。資金調達で当面の資金は獲得できている企業はある程度、待ちの姿勢で「仕込みの時期」と割り切ることも可能ですが、全ての企業がそうは行きません。GOTOトラベルなどの影響などもまだ見えておらず、状況が落ち着き、GOTOトラベルで経済が回り出したとしても、その後、割引になれた消費者が再び正規料金で戻ってきてくれるかどうかもわかりません。不透明で不確かなこの状況の中、企業として生き抜くためにはやはり新しい一手を打ち続ける必要があるのです。

そこで生まれてきたのが先述のサブスク型のホテル滞在プランです。これらはいったいどのようなサービスなのでしょうか。

参考2021年1月8・15日号 特別インタビュー トップリーダーたちの視点 星野リゾート 代表 星野佳路氏 | ホテル・レストラン・ウエディング業界ニュース

ホテルのサブスクリプションサービスとは

これまでにも類似のサービスは存在していたが、2021年2月に三井不動産と三井不動産ホテルマネジメントが始めた「サブ住む」を筆頭にこのコロナを乗り切るために次々と大手のホテルが定額でホテルに参入し始めています。30泊の定額料金で清掃も込み、初期費用などの手数料もかからないとなると、賃貸不動産の比較対象としてホテルが脅威となるのではないでしょうか。

実際にSNS上では、単身者を中心にホテル滞在を検討する声が多く上がっていますし、中には同一料金でもう一人別の人間の入居を許可しているようなケースもあるから魅力はさらに増しています。どのような事例があるかは下記で紹介します。

三井不動産ホテルマネジメント「サブ住む」

三井不動産ホテルマネジメント「サブ住む」

「住まいをもっと自由に」のコンセプトからもわかるように、住居を競合と明示し、「ホテルどこでもパス」と「ホテルここだけパス」の2つのサービスを展開しているサービスです。どこでもパスの方は、利用料の15万円(税込)と1泊の宿泊に対して500円(税込)の費用なので、30日間連泊したとしても、165,000円(税込)。抽選ではあるものの、ホテルのサービスも使用できて、全国35個のホテルから好きなところを選べるとなると破格であることは明らかです。

ここだけパスの方は、自分の選んだホテルに定額で住めるサービス、当然こちらも光熱費などの別途費用はかかりません。例えば、新橋駅から徒歩10分の三井ガーデンホテル汐留イタリア街であれば、30泊で150,000円(税込)、31泊目以降5,000円(税込)で使用することが可能です。

参考【公式】三井ガーデンホテル汐留イタリア街-浜松町駅・新橋駅・御成門駅周辺の宿泊をご紹介

帝国ホテル「サービスアパートメント」

帝国ホテル「サービスアパートメント」

こちらは帝国ホテルが独自で打ち出したサブスク型のサービスです。帝国ホテル東京の一部を新しく改修し、99室を同サービス用に割り当てることを発表しています。3月15日から7月15日までの期間限定での試験的な運用ですが、大きな期待を寄せられています。

価格は30平方メートルのスタジオタイプの部屋で月額36万円(税込)。税金だけでなくサービス料なども全て含まれた価格で、しかも帝国ホテルクオリティの朝食まで付いているというから驚かざるを得ません。さらにルームサービスの食事は6万円(税込)、ランドリーのサービスは3万円(税込)とのことで、攻めの価格設定はさらに話題を呼ぶことになるでしょう。

HafH(ハフ)

帝国ホテル「サービスアパートメント」

筆者も先月から使用しているHafH(ハフ)もホテルなどのサブスクサービスとして勢いのある代表事例です。世界中で630拠点の利用が可能で、ワークスペースやホテル、ゲストハウスから、古民家風の住宅までバリエーションが幅広いのが特徴。日本の主要都市ならほぼ網羅されているため、出張などでも利用可能ですし、ワーケーションをするにもちょうど良いサービスと言えそうです。事前に予約が必要だったり、急な変更への対応が弱いので、忙しいビジネスパーソンよりはどちらかというとゆったりとしてスケジュールで動ける人向きのツールと言えるでしょう。

価格は1ヶ月の利用で他のサービスと比較すると82,000円とかなりローコスト、当然宿泊施設にも限りがあるため、必ず希望の場所で予約が取れる保証がないが、アドレスホッパーな方達には理想的なサービスとなりそう。

賃貸マンションVSホテル

昨今のリモートワークの流行や、コロナに伴う生活スタイルの見直しなどは日本人にも当然大きな変化をもたらしています。その結果として賃貸物件の価値や、自宅を所有することの意味が薄れてきているかというと全くそんなことはなく、2つの属性がさらに分離し、分断していっているのが現状だと分析しています。

全員がアドレスホッパーや自由な暮らしを求めているわけではなく、一部の動きやすい単身世帯などが上記のようなサービスのメイン顧客でしょう。対して、湾岸タワーマンションに代表されるようなファミリー向けの物件などは人気が衰えることなく坪単価はうなぎ上りで、なかなか簡単に手が出せる価格ではなくなっている現状もあります。また都内でもたまに出る広めの優良物件などは一瞬で予約殺到という現実もありますので、自宅を賃貸又は購入する層は確実に存在しており、これらの物件を狙う層は上記のようなサービスのメインのユーザーではないでしょう。

ホテルサブスクの発展で住まいの多様化が進む?

ここまで最新のサブスクサービスについて触れてきましたが、2020年〜2021年にかけて大きく住まいの多様化が進んでいます。ホテル住まいや住居を転々とするライフスタイルの方が固定費が安価になり、優良な住居の価格が高騰すれば、今までのように都心に家を購入できれば成功という単一的な価値観だけではなく様々な暮らし方が生まれやすくなります。

都心部に家が買えない家庭は、都心の狭小住宅での暮らし、あるいはファミリー世帯には少し手狭なマンション賃貸暮らしを選択せざるを得なかった旧来に比べ、今はリモートワークという選択肢を駆使し、少し郊外の大きな不動産を選べたり、多拠点での生活という新しい選択肢が選べます。都内で家族と暮らす小さめの家と、郊外に大きなログハウスを持っても良いでしょうし、今回ご紹介したようなサブスクサービスを利用して半月は田舎で暮らすようなスタイルを検討もできるかもしれません。

令和初期の一大トレンドとも言える、「ホテルのサブスク」サービスは既存の賃貸住宅サービスとの対立構造で語られることが多いですが、相互に補完し合うことでより住みやすい環境を作っていけるものだと考えられそうです。

はてブ 送る Pocket
電子書籍13冊無料開放中

会員登録後にマイページトップから
すぐにお読みいただけます。

会員登録してダウンロード(無料)

経験豊富なコンサルタントが
投資家目線で課題をヒアリングし、
中立の観点でアドバイスを行います。

不動産投資で成功するためのアドバイスですので、お客様のご状況によっては不動産投資をあきらめていただくようおすすめする場合もございます。あらかじめご了承ください。