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【2025年】町田駅周辺の再開発まとめ|どう進化する?不動産市場への影響も解説

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町田駅周辺が大きな変革期を迎えています。約50年前の大規模再開発以降、初めてとなる本格的な都市機能の更新が動き出しました。「多摩都市モノレール」の延伸計画と相まって、駅周辺全体の姿が大きく変わろうとしています。

こうした状況を背景に、町田市は2024年6月に新たな開発指針を策定し、駅前の大規模リニューアルに向けた具体的な活動をスタート。2025年度には関連予算(町田市中心市街地まちづくり推進事業)として約2億7千万円が計上され、本格的な再開発準備が始まっています。

参考町田市「町田市中心市街地まちづくり推進事業」

本記事では、町田駅周辺の現状・課題から具体的な再開発計画の内容、そして地域の不動産市場に与える影響まで解説します。町田の今と将来が知りたい人、そして不動産投資のチャンスを探している人は必見です。

町田駅周辺の「今」と「課題点」

町田駅エリアは長年にわたって多摩地域の商業拠点として発展してきましたが、近年はいくつかの問題点も浮き彫りとなってきています。現在の状況と抱える課題を詳しく見ていきましょう。

町田駅はJR横浜線・小田急小田原線が乗り入れる「多摩の主要駅」のひとつ

町田駅は、JR横浜線と小田急小田原線という2つの主要路線が交差する結節点です。主要都市へのアクセス状況は以下のとおりとなっており、1時間以内で東京・神奈川の各地に到着します。

  • 新宿駅:30分~40分程度
  • 渋谷駅:30分~45分程度
  • 横浜駅:30分~45分程度
  • 湘南・箱根方面:1時間以内

また、町田市全体の人口は約43万人で、これは東京都内では23区と八王子市に次ぐ規模です。駅周辺には多数の商業施設が集積し、南多摩地域における商業の中心地としての地位を確立してきました。

駅周辺は百貨店や飲食店が立ち並ぶ繁華街として有名|「西の歌舞伎町」とも

町田駅前は「商都まちだ」という愛称で親しまれるほど商業が発達した地域です。駅前の大型百貨店「ルミネ町田」「町田マルイ」にはじまり、商店街にそれると飲食店からカラオケ・パチンコ店まで多様な商業施設が密集しています。

町田駅東口周辺は夜間の繁華街としても有名で、その賑やかさから「西の歌舞伎町」と称されることも。深夜まで多くの人々で賑わう活気ある街となっているのが特徴です。

前回の再開発から約50年が経過し、利便性の低下や老朽化が顕著に

1970年代から80年代にかけての再開発で整備された町田駅周辺の都市基盤は、半世紀を経てさまざまな問題を抱えるようになりました。主な問題は以下のとおりです。

  • 施設の老朽化:耐震性などの懸念から、商業ビルや公共施設の設備更新が必要になっている
  • 乗り換えの不便さ:JR横浜線と小田急線の駅舎が離れている
  • 歩行者動線の問題:狭い歩道や複雑なルートが増え、歩行者が移動しにくくなっている
  • 駐車場・駐輪場不足:車や自転車を停める場所の少なさが、来街者の利便性を阻害している
  • 競争力の低下:トレンドに合った魅力的な施設が少なく、他都市との差別化要因が減ってきている

近隣の主要都市では順次リニューアルが進んでいるのに対し、町田では大規模な機能更新が停滞しています。抜本的な都市機能の更新が急務です。

多摩都市モノレールの町田方面延伸を受け、駅周辺の交通基盤整備も必要となった

町田駅周辺の再開発を加速させる大きな要因となっているのが、多摩都市モノレールの町田方面延伸計画です。多摩センターから町田駅までの区間で2030年代半ばの開業を目指しており、町田駅の交通結節点としての機能が大幅に強化されます。そして、モノレールの延伸にあたって、以下の交通基盤の整備が必要です。

  • 歩行者動線整備:デッキや通路の新設
  • バス路線再編:モノレール開業に合わせた見直し
  • 道路ネットワーク強化:交通量増加への対応

モノレールの延伸は単なる交通利便性の向上にとどまらず、町田駅周辺全体の都市構造を見直す絶好のチャンスとなっています。このタイミングで、町田の大規模再開発が動き出しました

町田駅の再開発予定|開発のコンセプト・エリア・スケジュール

町田市は2024年6月に「町田駅周辺開発推進計画」を策定し、駅周辺の大規模リニューアルに向けた具体的な方向性を示しました。官民が連携し、魅力的な都市空間の創出を目指す内容となっています。以下で詳しく見ていきましょう。

2024年6月公開「町田駅周辺開発推進計画」のコンセプトは「いつだってまちだ~新たな賑わいと交流の創出~」

新たに策定された「町田駅周辺開発推進計画」では「いつだってまちだ~新たな賑わいと交流の創出~」というコンセプトが掲げられています。このコンセプトのもと、3つの基本方針が設定されました。それぞれ解説します。

エンターテインメントの充実

現在の町田駅周辺には大規模なエンターテインメント施設が不足しており、再開発では以下のような施設の導入が検討されています。

  • シネマコンプレックス:多スクリーンの映画館施設
  • ライブホール:演劇やミュージカルが上演できる中規模ホール
  • 文化施設:アートギャラリーや企画展示スペース
  • 体験型施設:VRやゲーミング施設などの最新エンターテインメント

従来の「買い物中心の街」から「総合的な娯楽拠点」への転換を図り、滞在時間の延長や来街頻度の向上を目指しています。若者はもちろん、外国人観光客などの訪問による、さらなるにぎわいが期待できるでしょう。

駅から市街地への回遊動線の改善

町田駅周辺の大きな課題が、複雑で分断された歩行者動線です。改善策として、以下の整備が予定されています。

  • ペデストリアンデッキで駅周辺の各地区を接続
  • 統一された分かりやすい電車・バスの案内設置
  • エレベーターやスロープの充実によるバリアフリー化

駅利用者が市街地まで迷うことなく快適に移動できる環境の実現を目指しています。計画通りとなれば、町田駅および周辺エリアの店舗・施設をより回りやすくなり、結果として購買意欲を促進し経済効果にも期待できそうです。

「職・住・楽」が一体になった「身近な町田」の実現

再開発では商業・娯楽機能だけでなく、以下の機能を網羅した「身近で、居住に適した都市空間の創出」が計画されています。

  • 職:オフィスビルやコワーキングスペースの整備
  • 住:住宅・子育て支援や家具店・フィットネス施設など生活に必要な施設・サービスの充実
  • 楽:エンターテインメント施設や、オープンスペース・広場など憩いの空間の充実

町田で働き、住み、楽しめる自立性の高い都市空間の実現を図る方針です。働き口の増加により人口が増加し、商業施設や娯楽施設にも新たなにぎわいを生む。そんな充実した町田が実現するでしょう。

町田駅周辺を4地区に分けて再開発

開発計画では、駅周辺エリアをA地区からD地区まで4つのブロックに分割し、それぞれ異なる機能とコンセプトで開発を進めることとしています。4つの地区における再開発の方向性を詳しく見ていきましょう。

A地区|主に交通機能の集約を目指す

A地区は町田駅の東側に位置し、主に交通ターミナル機能の強化と集約を担うエリアです。以下のような整備が予定されています。

  • 新交通ターミナル:バス、タクシー、一般車両の乗降場を集約。案内サインも設置
  • モノレール駅舎:多摩都市モノレールの新駅建設
  • バスセンター:新たなバスセンターの設置

A地区の整備により、町田駅から他の地区、他の都内主要エリアへの動線改善が期待できるでしょう。商業エリアとのシームレスな接続により、さらなる「賑わい」を生むことも期待されています。

B地区|エンタメ施設の建設などで「駅前の顔」になることを目指す

小田急線町田駅の西側に位置するB地区では、街の新たな賑わい創出のため「集客拠点」としての機能強化が計画されています。具体的な施設の例は以下のとおりです。

  • シネマコンプレックス(映画館)をはじめとする大型エンターテインメント施設
  • 高層オフィスビル

複数のエンタメ施設の建設が検討されているようですが、シネマコンプレックスを除き具体的には明らかになっていません。今後の動向に注目です。

C地区|文化や学びを発信する「交流拠点」を目指す

再開発エリアの中央に位置するC地区は、東西南北を結ぶ連結として機能しつつ、町田の文化や学びを発信する交流拠点となる計画です。以下のような施設の設置が予定されています。

  • ライブホール
  • 劇場
  • アートギャラリー

文化や趣味を通じて、世代や国境を超えた多くの人と人とのつながりが生まれる。C地区の整備で、町田がこのような交流を生む拠点となることが実現されるでしょう。

D地区|オープンスペースを活かした「賑わいと憩いの空間」を目指す

D地区は境川周辺の豊かな自然環境を活かしたエリアで、大規模なオープンスペースを中心とした憩いの空間づくりが計画されています。主要な設置予定の施設は以下のとおりです。

  • 音楽・演劇ホール
  • 大規模公園
  • 親水空間
  • 屋内・屋外スポーツ施設
  • 都市型住宅

D地区では境川の氾濫対策も含めた総合的な環境整備が進められる予定。都市型住宅も整備され、町田駅周辺がより「住」に寄り添った空間となります。安心して町田に住み、思いっきり町田を楽しむ。そんな「新たな町田」を支える役割をD地区が担うことになりそうです。

再開発スケジュールは未公開|2030年代から本格再開発の可能性が高い

具体的な再開発スケジュールはまだ公開されていませんが、関連する事業の進行状況から推測できる時期は以下のとおりです。

  • 2024年度:再開発計画策定開始
  • 2030年頃:各地区の都市計画決定
  • 2030年代半ば:多摩都市モノレール延伸開業予定
  • 2030年代後半~2040年代:本格的な再開発事業開始

※あくまで推測であり、確認できる事実ではありません

多摩都市モノレールの延伸が2030年代半ばに予定されているため、それに合わせて段階的に再開発が進められると考えられます。おそらく、主要な交通機能を担うA地区を中心に再開発・整備が進んでいくでしょう。

町田駅周辺の再開発は不動産市場にどう影響する?

大規模な再開発計画は、町田駅周辺の不動産市場にも大きな影響を与えると予想されます。現在の不動産市況や今後の見通しを分析してみましょう。

町田駅周辺の地価やマンション価格は現在も上昇傾向が続いている

町田駅周辺の土地・マンションなどの不動産価格は、近年上昇基調が続いています。例として、直近3年間における町田駅周辺エリアの公示地価を見てみましょう。この3年間で坪あたり約11万円(約6.6%)の上昇となっており、上昇率も年々加速している傾向が見て取れます。

年度 公示地価 前年比
2023 172万1946円/坪 +1.34%
2024 174万7343円/坪 +3.13%
2025 183万5419円/坪 +4.01%

参考土地代データ

とくに2024年から2025年にかけては前年比4%を超える大幅な上昇を記録しました。再開発への期待感や、大幅な高騰を続ける都心部と比較したときの手頃さから、町田駅の不動産が人気になっていると考えられます。

再開発による利便性向上・資金流入の影響で地価・マンション価格高騰の可能性大

再開発事業が本格化すれば、以下の要因により地価やマンション価格の上昇が期待されます。

  • 新たなアクセスルートを広げるモノレールの延伸による利便性向上
  • エンターテインメント施設による若者需要・賃貸需要の増加
  • オフィスの機能強化による昼間人口の増加
  • 歩行者動線整備やバリアフリー化による住環境の改善
  • 再開発への期待による投資マネーの流入

また、町田市の人口動向も価格上昇を後押しする要因となっています。2024年における転入超過数の統計で、町田市は全国上位15市にランクインしました。東京都に絞ると第2位、多摩26市では第1位の水準です。今後もしばらくは人口超過の傾向が続き、住宅需要は今後も堅調に推移すると予測できるでしょう。

参考町田市住民基本台帳 世帯と人口

大きな影響が出るのは「2030年代後半~2040年代」か?「先読み購入」は大いにアリ

不動産価格への本格的な影響が現れる時期は、再開発が完了に近づく「2030年代後半~2040年代」と考えられます。2025年~2030年前半は再開発への期待から緩やかに不動産価格が上昇し、2030年代半ばにかけてモノレール開業による本格的な上昇の動きがスタートする、というシナリオが有力です。これを踏まえた投資のタイミングや、物件選びのポイントをまとめました。

  • 短期投資:2030年代半ばのモノレール開業を見据えた購入
  • 中長期投資:2040年代の再開発完了を視野に入れた購入
  • エリア選択:町田駅周辺だけでなく、モノレール沿線も有望
  • 物件タイプ:駅近の中古ワンルームマンションが狙い目

不動産投資で安定した利益を出すには、早めの情報収集と物件選び不可欠です。当社では、町田市を含む、将来性の高いエリアの優良物件情報を豊富に取り扱っております。まずは無料会員登録して、非公開の物件情報をチェックしてみてください。

まとめ

町田駅周辺は半世紀ぶりの大規模再開発により、多摩地域の新たな拠点として生まれ変わろうとしています。多摩都市モノレールの延伸と連動した4地区の開発により、交通・商業・文化・居住の各機能が集合した魅力的な都市空間が創出される予定です。

不動産投資の観点では、2030年代半ばのモノレール開業を皮切りに、大幅な価格上昇が期待できます。とくに駅近の中古ワンルームマンションは、需要増加と価格上昇の両方が見込める投資対象として注目です。

当社では専門の不動産投資コンサルタントが、あなたの予算感や目標・理想の投資スタイルに応じた、ベストな投資方針をともに考えます一方的に押し付けるようなご提案はいたしませんので、町田エリアでの不動産投資を少しでも考えている方は、お気軽に当社への無料相談をご利用ください。

執筆者:及川颯

この記事の執筆: 及川颯

プロフィール:不動産・副業・IT・買取など、幅広いジャンルを得意とする専業Webライター。大谷翔平と同じ岩手県奥州市出身。累計900本以上の執筆実績を誇り、大手クラウドソーシングサイトでは契約金額で個人ライターTOPを記録するなど、著しい活躍を見せる大人気ライター。元IT企業の営業マンという経歴から来るユーザー目線の執筆力と、綿密なリサーチ力に定評がある。保有資格はMOS Specialist、ビジネス英語検定など。

ブログ等:はやてのブログ

監修者:釜田晃利

この記事の監修: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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