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【2023年】不動産投資セミナーに潜む2つのリスクとは!?

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『不動産投資セミナー』という言葉に、皆さんはどのようなイメージを抱かれるでしょうか?「怪しい」「行ったら騙されそう」という方もいれば、「複雑な不動産投資について分かりやすく教えてくれる」「非公開情報が手に入る」といった良い印象をお持ちの方もいるでしょう。

実際、成功されている不動産投資家の中には、セミナーに足繁く通って他の投資家や不動産業者とのコネクションを作ったり、未公開の物件情報を掴める方がいらっしゃるのも事実です。一方で、不動産投資について一切知識のない初心者の方が、初めて行ったセミナーで物件の購入を勧められ、言われるがままに購入して後悔する、といったケースも存在します。

こういったリスクを回避するためには、セミナーとはどういうものか、ということを十分に理解しておく必要があります。そこで本記事では、不動産営業マンの視点から、セミナーに参加する際に気をつけるべき点について分かりやすくお伝えしたいと思います。

そもそも不動産投資セミナーのメリットとは?

まずは、セミナーに参加することのメリットについて解説したいと思います。大きく分けて、セミナーのメリットは2つ存在します。それぞれ詳細を見ていきましょう。

メリット①:不動産投資について分かりやすく教えてくれる

一つ目のメリットは、やはりセミナーの最大の特徴である「分かりやすい」ということにあるかと思います。不動産投資では、区分マンションや一棟アパートといった多くの投資対象の中から、自分の目的にあった物件を絞らなければいけません。また、物件の購入資金を融資してくれる金融機関はどこか、税金はいくらかかるのか、といった多くの情報を整理・理解しなければならないのです。

とはいえ、本業で忙しい多くの投資家にとって、これら膨大な知識を習得するための時間を取ることは難しいのが実際のところでしょう。そこで、短い時間で講師から不動産投資について分かりやすく教えてもらうことのできるセミナーが登場することとなるのです。

メリット②:非公開情報を手に入れることができる

二つ目のメリットは、非公開情報を手に入れることができる、という点です。非公開情報とは、主に金融機関の最新の融資状況や、水面下で取引されている投資用物件についての情報を指しています。セミナーの開催主の多くは投資用物件の売買を行う不動産業者ですので、当然市場に出回っていない物件情報を多く握っています。それらの情報を目当てにして、セミナーに通う投資家も多く存在します。

他にも、不動産投資の書籍を出版しているような有名大家が、その知名度を生かして全国でセミナーを開催している場合などもあり、書籍やブログに影響された人々がセミナーで人脈作りをする、といったケースもあります。

もちろん、こういったセミナーのメリットをうまく活用していくことで、不動産投資を成功される方もいるでしょう。しかし、セミナーには多くの落とし穴が含まれていることもまた事実です。以下では、不動産投資セミナーの2つのリスクについて解説していきます。

不動産投資セミナーに参加することの2つのリスク

リスク①:偏った知識を教えられる恐れがあること

不動産投資セミナーに参加することの危険性の一つ目は、偏った知識を教えられる可能性がある、ということです。先述したように、不動産投資にはアパートや戸建、区分マンションといった数多くの投資対象が存在しています。それぞれのタイプごとに異なった特徴があり、どれが優れているといったことはありません。

しかし、ほとんどの場合セミナーにおいてはどれか一つの投資対象のみに絞った解説が行われることとなります。その理由として、以下の二つのパターンが挙げられます。

講演者が実際に不動産投資を行っている場合

こちらの場合には、そもそも講演者自身がそれぞれの投資手法についての包括的な知見を有していない場合が考えられます。いくらその道で成功している投資家とはいえ、アパート・戸建・区分マンションの全てに投資し、実績を上げている人というのは数えるほどしかいないでしょう。そうなると、講演者は自身が最も得意とする投資手法についての解説をメインで行うこととなります。

開催主が不動産業者の場合

不動産業者がセミナーの開催主の場合も偏った知識を教えられる可能性が高いです。その理由は、不動産業者が「売りたい物件」というものが既に存在していて、その物件を参加者に購入してもらうために必要な知識を、メインで解説していくからに他なりません。そしてこのことこそが、リスク②を引き起こす大きな原因となっているのです。

不動産投資セミナーにおけるリスクの一つ目は、偏った知識を教えられる恐れがあるということでした。そして上記の2パターンが、そのリスクの主な要因となっています。それでは次に、セミナーに参加するリスクの2つ目について解説していきたいと思います。

リスク②:同調圧力を利用して、無理に物件を購入させられる恐れがあること

不動産投資セミナーに参加する二つ目のリスクは、物件を無理に購入させられてしまう恐れがあるということです。一つ目のリスクと比べて、こちらの場合はより深刻な問題に発展する可能性があります。例えセミナーに参加して偏った知識を教えられたとしても、後で他の投資手法について学習したり、別のタイプのセミナーに参加することで知識のバランスを保つことも可能でしょう。しかし、無理に物件を購入させられてしまった場合は話が全く異なります。不動産投資は大金を運用する投資手法ですから、一度購入してしまうとなかなか途中で引き返すことができません。また、押し付けられた物件の質によっては、自己破産などの最悪なケースにも発展しかねません。

こういった状況を避けるためには、セミナーで物件を購入させる業者の手法について知っておく必要があります。一体どのようなプロセスで、セミナーに参加する投資初心者に物件を買わせてしまうのでしょうか?

その答えは、「同調圧力」という社会心理学の考え方にあります。まずセミナーが始まると、開催している不動産業者の会社案内から始まり、その業者がいかに初心者をサポートしてきたか、いかに信頼できるかという説明を行います。

次に、不動産投資の考え方や物件の見つけ方についての講義に移りますが、ここでも具体的な物件の紹介は行いません。ただ、自分たちが売りたい物件の特徴を暗にほのめかせながら、「こういった物件があったらすぐに決断したほうがいいですよ」と何度も何度も参加者に言って聞かせます。

そして、セミナーが終了に差し掛かったタイミングで具体的な物件の紹介に入ります。講義中に、講師が何度も買うべき物件の条件について述べてきて、最後の最後でその条件に合う物件が紹介されるので、参加者からすると理想的な投資対象のように見えてしまいます。そして、参加者の中に一人でも手を上げるような人がいると、周りの人たちに遅れを取るわけにはいかない」というプレッシャーが加わり、皆が不動産業者お奨めの物件を購入する流れとなるのです。

「周りがやるから自分も」と思わせるこの手法は、まさに同調圧力という心理学の考え方を活用したトリックに他なりません。このような危険性が、セミナーには多く含まれていることを知っておく必要があるでしょう。

まとめ

本記事では、不動産投資セミナーに参加する際に気をつけるべきことについて述べてきました。具体的には、「偏った知識が教えられる恐れがある」「同調圧力を使って、無理に物件を押し付けられる」という2点でした。

もちろん、全てのセミナーが危険で悪徳であるとは思いません。本当に投資入門者の方のために行っている講師もいれば、無理に営業をかけないような良心的な不動産業者も数多く存在します。そうした優良なセミナーは、皆さんの不動産投資を成功へと導いてくれることでしょう。

しかし、中には上述したような手法を駆使して、投資入門者の足元を見るような悪徳業者がいることもまた事実です。彼らがどのようにして利益を上げているのかのトリックを知ることで、思わぬ落とし穴を事前に回避し、より良い不動産投資生活を送ることができるようになると思います。

この記事の監修: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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中立の観点でアドバイスを行います。

不動産投資で成功するためのアドバイスですので、お客様のご状況によっては不動産投資をあきらめていただくようおすすめする場合もございます。あらかじめご了承ください。

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