『20代の不動産投資は最強説』を徹底検証。5つのメリットと失敗しないコツを解説
- 更新:
- 2024/11/24
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20代のうちから不動産投資に興味を持つ方が増えてきています。お客様と面談をする中で、「年金や終身雇用に期待できず、自らの力で収入を増やしたり、先々に備える必要性を感じている」といった声を耳にするようになりました。
以前お書きした「いつがいい!?不動産投資を始めるベストタイミングとは!?」という記事の中で、不動産投資のスタートに適したタイミングを年齢別にご紹介しました。今回はその中でも20代にスポットを当て、若いうちから不動産投資家になるメリットや実際のシミュレーション例、失敗しないコツを解説いたします。注意点もご紹介するので、併せてお読みください。
- 目次
- 不動産投資に興味をもつ20代が急増中
- 20代から不動産投資を始める5つのメリット
- 20代の不動産投資のシミュレーション例
- 20代から不動産投資を始める5つの注意点
- 失敗から学ぶ!20代が不動産投資で成功するための5つのコツ
- 20代が選ぶべきはワンルームマンション投資?戸建て投資?
- 20代の不動産投資に関するQ&A
- まとめ
不動産投資に興味をもつ20代が急増中
本題に入る前に、まずは「本当に若いうちから不動産投資を始める人が増えているのか」という点に触れていきます。
「モゲチェック不動産投資」を運営する株式会社MFSによる2021年のプレスリリースからは、不動産投資を検討している20代の割合が増えていることが分かります。同社は不動産投資ローンの借り入れ可能額を照会するサービス「バウチャー」を提供しており、申込者の年齢分布が以下のように公表されています。
コロナ前後で申込者の年齢分布は20代・30代ともに増加しており、20代は4.1%増とほかの年代よりも増えていることが分かります。少子高齢社会と言われるように、国全体における20代の人口の割合が少ないことからも、この増加が大きな変化であることが読み取れます。
また、日本経済新聞の2021年の記事では、インターネット証券の大手5社の年間の口座開設者のうち、20代以下の割合がもっとも多いことが明らかになっています。
同記事では若年層の投資家の増加に触れながら、「ロビンフッダー」と呼ばれる投機的なゲーム感覚の短期売買に対して警鐘を鳴らし、長期の資産形成を促しています。
これらの記事から、「投資に興味をもつ20代の増加→投機的な短期売買のリスクの浸透→不動産投資家となる20代の増加」といった流れを読み取ることができます。
20代から不動産投資を始める5つのメリット
20代の不動産投資家の増加が読み取れたところで、20代から不動産投資をスタートするメリットを見ていきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
長期的なローンを組める
若いうちから不動産投資を始めるメリットの1つに、ローンが長期間で組めることが挙げられます。
2018年5月、オリックス銀行から新しく45年間の不動産投資ローンが商品として打ち出されました。従来の返済期間は35年が最長だったため、今までにない収支計画を立てられるようになりました。
ローンを短期的に返済しようとすると月々の返済額が上がり、赤字経営やキャッシュの圧迫につながります。投資は何より利益を得ることが目的なので、長期的なローンを組むことで月々の返済額を抑え、家賃収入との差し引きで黒字となることは大きな利点になります。
ローンの完済を早めることもできる
ローンの返済が長期になることは月々のキャッシュアウトを抑える効果がありますが、ローンの返済が未完のまま減価償却期間が終わると「デッドクロス」を迎えます。
デッドクロスという状態では、帳簿上では黒字でもキャッシュフローがマイナスとなる危険があります。キャッシュを目減りさせながら不動産を運用しなければならなくなり、中長期的に続くと黒字倒産に至る可能性もあります。
デッドクロスから脱出するには不動産を売却することが選択肢の1つとなりますが、ローンの返済中に不動産を売却することができない契約もあります。その場合、ローンの繰り上げ返済・一括返済が求められることになります。デッドクロスについて、詳しくは以下の記事でも解説しています。
デッドクロスを避けるためには、ローンの返済計画を長期的に組まないことが必要になります。ただし、最初からローンを短期間で組もうとすると、先述のとおり赤字経営やキャッシュの圧迫が発生します。そのため、最初は長期的なローンを組み、資金に余裕ができたタイミングでローンの完済を早めるという返済計画が有効です。
特に若いうちから不動産投資を始めた場合、勤続年数の積み重ねや出世により年収の増加が期待できます。年収が高くないうちは月々のローン返済額を抑え、年収の上昇に合わせて返済を繰り上げることで、手元キャッシュに負担が生じない形で不動産経営に取り組めます。
団体信用生命保険に加入しやすい
若くて健康なことは、「団体信用生命保険(通称:団信)」に加入しやすいというメリットがあります。
団体信用生命保険とは、契約者がローンの返済途中で死亡したり、高度障害状態に陥ったりした際に保険金によってローンの残額が弁済される保険のことです。返済能力がなくなった契約者や相続人にローンが残らないよう守りつつ、金融機関にとっての貸倒れリスクも防止します。
また融資審査では契約者の属性(勤続年数や年収など)がチェックされますが、基本的に20代は年収が多くなく、勤続年数も少ないため審査が厳しくなる傾向にあります。そのような属性でも審査に通過できるケースがあるのは、団体信用生命保険に加入できる強みがあるためです。
さらに、団体信用生命保険の保険料はローンの金利に含まれているため、特約を付けなければ返済額に上乗せされる金銭的な負担が発生しません。特約とは契約する商品のオプションのことで、団体信用生命保険には高血圧・糖尿病などの疾患でも保険金が発生するものもあります。特約を含めて広いプランが選べるのも、若くて健康であるゆえの特権と言えるでしょう。
投資スキルや実績を積み重ねられる
不動産投資に早期から取り組むことにより、若いうちから投資スキルを高めることができます。
ネット記事やセミナーで知識を深めることは重要ですが、百聞は一見にしかずと言うように、実際に不動産投資を始めている人とはどうしても経験の差が生じます。空室が生じないような物件選びや物件を売却するか否かの判断などは、知識だけではカバーできない経験が物を言う局面です。飲み込みの早い20代のうちから投資経験を積むことで、投資スキルの早期向上というアドバンテージを享受できるでしょう。
また、投資不動産の運用実績があることで、2件目の融資審査に通りやすくなります。1件目の不動産の経営状態がよいことが条件となるため、短期的な利益よりも安定性を重視し、初心者向けの物件を扱うのがひとつの有効な戦略です。例えば空室が出にくい地域の中古のワンルームマンションを初回の投資先とすることで、良好な運用実績をもった状態で2件目に臨める可能性が高くなります。
女性、若者/シニア起業家支援資金を活用できる
銀行の融資審査に通らなかった場合は、日本政策金融公庫の「女性、若者/シニア起業家支援資金」を活用することもできます。「女性、若者/シニア起業家支援資金」とは、以下の融資制度です。
対象 | 新規事業を開始するか開始から約7年以内の、下記に該当する人
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融資限度額 | 4,800万円 |
返済期間 | 10年以内 |
使途 | 新たに事業を始めるため、または事業開始後に必要とする運転資金(不動産投資も含まれる) |
※不動産投資にはほとんど関係がないため、「設備資金」に関連する内容を省いて紹介しています。
参考日本政策金融公庫「新規開業資金(女性、若者/シニア起業家支援関連)」
金利は銀行のローンと比べて高い傾向にありますが、一定の目標を達成した際に利率が0.2%引き下がる「創業後目標達成型金利」という仕組みもあります。気になる方は日本政策金融公庫の該当ページを見てみるとよいでしょう。
銀行からの融資と同じく審査がありますが、特筆する点としては創業計画書が必要となることが挙げられます。融資の返済が見込めるような、現実的で綿密な事業計画が求められるため、融資関連の担当者のアドバイスを受けながら作成することをオススメします。
20代の不動産投資のシミュレーション例
実際に、20代の不動産投資(都内の中古ワンルームマンション)のシミュレーション例を紹介します。
物件概要
物件所在地 | 東京都23区内、駅徒歩10分以内 |
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物件タイプ | 築15年の中古ワンルームマンション |
専有面積 | 25㎡ |
購入金額 | 2,500万円 |
想定利回り | 5.5%(表面利回り) |
融資条件
借入金額 | 2,000万円(自己資金500万円) |
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借入期間 | 35年 |
金利 | 年利1.5%(変動金利) |
月々の返済額 | 約5万6,000円 |
想定収入と支出
想定家賃収入 | 月額12万円(年間144万円) |
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年間家賃収入 | 144万円 |
管理費 | 月額1万円(年間12万円) |
修繕積立金 | 月額8,000円(年間9万6,000円) |
固定資産税 | 年間10万円(目安) |
賃貸管理費 | 月額家賃の5%(年間7万2,000円) |
年間収支計算
年間収入 | 144万円 |
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年間支出 | 返済額67万2,000円 + 管理費12万円 + 修繕積立金9万6,000円 + 固定資産税10万円 + 賃貸管理費7万2,000円 = 106万円 |
年間収支 | 144万円 - 106万円 = 38万円 |
上記の条件の場合、年間38万円の収入が得られることがわかりました。自己資金の500万円を回収するには約13年、すべての返済額を回収するのには約45年かかります。とはいえ、このシミュレーションでは減価償却による節税効果や、青色申告による所得の控除を考慮していません。実際にはより早いペースで投資金額を回収できる可能性があります。
またワンルームマンションは資産価値を維持しやすいため、途中で売却する戦略を取ることも可能です。それまでに得られた家賃収入に売却価格を加算し、ローンの支払額と残債の合計を上回れば、トータルで利益が得られたことになります。「シミュレーションがよく分からない……」という方は、当社の不動産投資コンサルタントが丁寧に解説しますので、無料相談をお気軽にご利用ください。
20代から不動産投資を始める5つの注意点
若いうちから不動産投資をスタートするメリットに触れたところで、同様に注意点も見ていきましょう。
それぞれ解説します。
融資審査に通らないことがある
先述の通り、金融機関による融資審査には申込者の属性が判断材料のひとつになります。属性とは「年齢・職業・勤務先・雇用形態・勤続年数・年収・他社からの借入状況など」を指します。
20代は特に勤続年数と年収の面で厳しく評価されるため、融資審査になかなか通らないこともあります。以下の選択を取ることで、若い方でも不動産購入の融資を受けられる可能性が高まります。
- 購入する物件の収益性や資産価値を示す
- 団体信用生命保険に加入する
- 地方銀行や信用金庫に融資を申し込む
- 日本政策金融公庫の支援資金を活用する
不動産投資の開始費用が負担になる
融資保証料や印紙代、火災保険料や仲介手数料など、不動産投資の開始時には初期費用が掛かります。
銀行からのローンの全額を物件の購入に充てなければ、借入金を用いることで自己資金の負担なく支払いが可能です。ただし、初期費用は不動産購入価格の3%が相場ということもあり、軽視することはできない金額です。たとえば2,000万円の物件を購入した場合、初期費用は60万円となります。
また、フルローンで物件を購入しないのであれば、自己資金から頭金を支払う必要があります。頭金の額は自分で決めることが可能ですが、物件価格に対する頭金の割合が低いと以下に挙げるデメリットが生じます。
頭金が払えないと借入の比率が高くなる
物件購入価格に対する頭金の割合が低い場合や、頭金を支払わずにフルローンで不動産投資を開始した場合、返済総額が高くなるリスクが生じます。
若いうちから不動産経営をスタートすることでローンの返済期間のを長く取ることが可能ですが、ローンの返済が長引くほど金利の合計額も高くなるため、結果的に返済総額が多くなります。先述のデッドクロスを回避するためにも、返済期間は長引きすぎないように調整する必要があり、返済期間を短くするためには頭金が一定の割合で必要となります。
また、借入の比率が高くなることで金利リスクが発生します。金利リスクとは金利の変動によりキャッシュフローが大きく変化することを指し、投資計画にズレが生じるため避けたいリスクです。目安として、最低でも物件購入価格の10%は自己資金とするのがよいでしょう。
基礎的な知識が不足しがちになる
20代の不動産投資家は、どうしても基礎の知識が不足してしまいます。たとえば物件ごとに公示されている「利回り」とは表面利回り(年間家賃収入を物件購入価格で割ったもの)であり、実質利回り(物件購入時や経営の諸費用を計算に含むもの)ではないことが多い、といった知識です。
こうした情報は不動産投資に関するインターネット記事を読んだり、セミナーに参加したりすることで知ることが可能です。しかし、20代の内は仕事を覚えるのに手一杯だったり、遊びに時間を割きたい方も多いでしょう。また、投機的な投資が話題になることもあり、少ない労力で大きな利を得ることを優先事項とし、能動的な勉強を怠ってしまうことも知識不足の要因となります。
必ず儲かるような美味しい投資は世の中には存在せず、投資を成功させるには正しい知識を得ることが重要と考え、地道に基礎から勉強を重ねていくことをオススメします。
オンラインで完結させがちになる
学生の頃からスマートフォンに触れている20代の多くは、どうしても情報収集がオンラインで完結しがちです。物件の購入手続きをオンラインで進めるウェブサイトもあり、融資さえ降りれば家に居ながらにして不動産投資家になることも不可能ではありません。
しかし、よい物件を選ぶには建物の管理状態や立地、近隣住民の様子といった情報収集が不可欠です。近隣住民の様子は家賃の滞納リスクや、大学や企業の移転による人口減少リスクに影響します。これらの情報をオンラインで得るのは非常に難しく、実際に物件のある地域まで足を運ぶ必要があります。
不動産投資の成功の秘訣は地道な行動であると考え、ネットの情報のみに頼らない取り組み方を心がけるようにしましょう。
失敗から学ぶ!20代が不動産投資で成功するための5つのコツ
不動産投資に限らず、投資というものはある程度のリスクを伴います。しかし先人の失敗を参考にすれば、不動産投資の成功率はグッと高まるはずです。そこで、20代が不動産投資で成功するための5つのコツを紹介します。
- 最初の「物件選び」をとにかく慎重に行う
- さまざまなリスクを想定してシミュレーションする
- 「不動産会社の説明が100%正しいわけではない」ことを意識する
- フルローンは使わず無理のない範囲で投資する
- 書籍やセミナーで不動産投資の知識をつける
それぞれ詳しく見ていきましょう。
最初の「物件選び」をとにかく慎重に行う
不動産投資でもっとも慎重に行うべきなのが「最初の物件選び」です。不動産投資の成否は、この物件選びのフェーズで90%以上決まってしまう、といっても過言ではありません。
不動産投資の収益性は「家賃収入(から諸経費を差し引いたもの)」と「最終的な売却価格」によって決まります。もし条件の悪い物件を選んでしまったら、下記のように失敗してしまうでしょう。
- 立地が悪くて入居者がつかず、家賃収入が得られなくなる
- 立地は良いものの、周辺に賃貸物件が飽和していて家賃を下げるしかなくなる
- 再開発によるエリアの成長(地価上昇)が見込めず、資産価値が大幅に下がってしまう
- 思った以上に見えない箇所が老朽化していて、想定外の修繕費用がかかってしまう
つまり「立地の良さ」や「周辺の賃貸事情」「物件の状況」をくまなくチェックする必要があります。自分で判断できなければ、専門家のアドバイスも受けながら物件を決めていきましょう。
当社では専門の不動産コンサルタントが、物件のリスクやデメリットを包み隠さずお伝えしながら、投資家目線で忖度のないアドバイスをいたします。不動産投資の物件選びでお悩みの方は、無料相談をお気軽にご利用ください。
さまざまなリスクを想定してシミュレーションする
不動産投資には複数のリスクがあります。以下のようなさまざまなリスクを想定して、赤字にならないよう徹底的にシミュレーションしましょう。
- 空室リスク:空室が発生して家賃収入がストップするリスク
- 家賃下落リスク:周辺物件の相場の影響で家賃を下げざるを得なくなるリスク
- 修繕コスト増加リスク:想定以上の老朽化により修繕コストが増加するリスク
- 資産価値下落リスク:地価下落などの影響で保有する物件の価値(売却価格)が下がってしまうリスク
- 金利上昇リスク:変動金利選択時に、金利が上がって毎月のローン返済額が増えてしまうリスク
- 災害リスク:地震や火災などの天災で物件が損壊してしまうリスク
「空室が〇ヶ月発生してもトータルで赤字にならないか?」「家賃が〇円下がっても黒字を維持できるか?」などの指標でシミュレーションしてみてください。自分での判断が難しいと感じた方は、当社の不動産投資コンサルタントが無料相談にてお手伝いいたします。
「不動産会社の説明が100%正しいわけではない」ことを意識する
実績のある不動産会社でも、不動産投資に関して全知全能ではありません。担当営業マンの説明が100%正しいわけではない、という点は意識しておきましょう。
実際に何社か話を聞いてみると、それぞれ提案のスタイルが異なることが分かります。たとえばA社は攻めの「ハイリスクハイリターン」な投資を。B社は「ローリスクローリターン」な投資を提案してくる、といった具合です。
それぞれの不動産会社および営業マンは、それぞれまったく違う経験を積んできています。1社だけで決めず、何社か話を聞いてみて、自分の方向性に合ったパートナーを探していきましょう。
フルローンは使わず無理のない範囲で投資する
ローンにはいくつか利用形態があり、このうちの「フルローン(物件購入価格全額を組み入れたローン)」を提案してくる不動産会社もいます。しかし、20代は資金的な余力が大きくないことがほとんどです。
フルローンを組めば初期費用が抑えられる一方で、月々の返済額が大きくなります。つまり万が一空室が発生して家賃収入が止まった際に、普段の生活を圧迫してしまうリスクがあるということです。できればフルローンは使わず、最低でも10%前後の頭金を出すことをおすすめします。無理のない範囲で不動産投資を始めましょう。
ただし、資金的な余力が非常に大きい場合はこの限りではありません。フルローンやオーバーローン(物件価格にその他費用も加えたローン)を活用して、多くの物件を運用するのもひとつの選択肢となります。
書籍やセミナーで不動産投資の知識をつける
リスクを伴う不動産投資に知識0で挑むのは、いってみればRPGのゲームで、初期装備でラスボスに挑むようなものです。専門家のアドバイスを受けながらスタートするのが定石ではありますが、そのアドバイスが正しいかをある程度判断するためにも、自分で不動産投資の知識をつけることが重要です。
不動産投資の勉強方法は、今あなたがしているようにWebサイトの情報を調べていくほか、書籍やセミナーで網羅的な情報を仕入れる方法があります。情報源はひとつに絞らず、さまざまな媒体から使える情報を拾っていきましょう。
なお当社では、不動産投資の勉強の第一歩におすすめな「13冊・合計39,800円相当の電子書籍」を無料会員登録でプレゼントしています。この電子書籍があれば、通勤中や仕事の休憩時間を使って、少しずつ知識をつけることが可能です。まずはスキマ時間で、この電子書籍を読むことから始めてみてはいかがでしょうか。
20代が選ぶべきはワンルームマンション投資?戸建て投資?
結論、はじめて不動産投資をする20代におすすめなのは「ワンルームマンション投資」です。以下3つの項目に沿って解説していきます。
それぞれ見ていきましょう。
ローリスクではじめたいなら中古ワンルームマンションがおすすめ
少ないリスクで不動産投資をはじめたいなら、以下のメリットがある中古ワンルームマンションがもっともおすすめです。
- 購入価格が抑えられる(ローンの負担が小さく済む)
- 家賃相場が比較的安定している
- 新築よりも利回りが高めになる
- 安定した賃貸需要がある
- 市場価値の変動を予測しやすい
負担を抑えつつ、安定した家賃収入を得やすいのが中古のワンルームマンションのポイント。単身者の増加に伴い、とくに都市部の賃貸需要は安定しています。また直近の再開発情報や過去の地価データなどを確認すれば、市場価値の変動を読みやすいのも魅力です。
不動産投資には新築・中古・戸建て・アパートなど複数の投資スタイルがあります。その中でも中古ワンルームマンションは安定感があり、不動産投資の「定石」のひとつとされています。不動産投資初心者の20代は、まず中古ワンルームマンションから始めてみましょう。
ワンルームマンションは戸建てよりも手間がかからない
ワンルームマンションのポイントとして、戸建てよりも圧倒的に手間がかからないことが挙げられます。不動産会社に物件や賃貸の管理を委託できるうえ、戸建てのように建物全体をメンテナンスする必要はなく、あくまで基本的には部屋内のみを対応すれば良いためです。
管理を不動産会社に任せれば、時間のかかる作業は年1回の確定申告しかありません。もちろん、普段から不動産投資に関する知識をつけることは重要ではあるものの、必ずやらなければいけない作業が少ないのがメリットです。「仕事で疲れてしまって、帰宅後や休日はYoutubeを観たりゲームをしたりして過ごしてしまう……」という20代の方でも、ワンルームマンションなら十分に運用できるでしょう。
戸建ては不動産投資に慣れてからがおすすめ
戸建て投資は利回りが高くなりやすいため、中古ワンルームマンションよりも多くの収入を得られる可能性があります。しかし以下のリスクやデメリットがあるため、はじめて不動産投資に取り組む初心者にはあまりおすすめしません。
- より多くの初期投資が必要になりやすい
- 管理・メンテナンスに手間がかかる
- 資産価値が下がりやすい
- 空室のリスクが高い
- 売却が難しい
より綿密な修繕費用のシミュレーションができ、空室リスクを抑えられる知識量がないと、戸建て投資は赤字で終わってしまうリスクが高いです。また、ワンルームマンションよりも流動性が低く、手放すのも難しいデメリットがあります。まずは中古ワンルームマンションで慣れてから、戸建て投資にチャレンジしてみるのが良いでしょう。
当社では専門の不動産投資コンサルタントが、あなたの目標とする手取りや、将来のプランに合わせた不動産投資のスタイルをご提案しています。一歩が踏み出せない方は、まず当社の無料相談から試してみてはいかがでしょうか。
20代の不動産投資に関するQ&A
20代の不動産投資に関する、よくあるQ&Aをまとめました。
- 社会人2年目・3年目でも不動産投資をはじめられますか?
- 不動産投資は若いうちにはじめたほうがメリットがあるのは本当ですか?
- 不動産投資の勉強は何からはじめるべきですか?
- 20代でも一棟アパートは購入できますか?
同じ疑問を持つ方は、ここで解消しておきましょう。
社会人2年目・3年目でも不動産投資をはじめられますか?
社会人2年目・3年目でも不動産投資を始めることは可能です。ただし、金融機関の融資審査では収入や信用情報が重視されるため、自己資金をある程度蓄えておくことが重要になります。まずは、中古ワンルームマンションのような初期投資が少ない、小規模な投資から検討してみると良いでしょう。
不動産投資は若いうちにはじめたほうがメリットがあるのは本当ですか?
若いうちに不動産投資を始めれば、長期的な目線で資産形成できるのがメリットです。ローン返済を早めに終わらせられるため、将来的な負担も少なく済みます。また、早くから投資経験を積むことで、より大きな投資にチャレンジできるかもしれません。昨今の物価高や社会保険料の増加に対策するためにも、早めに不動産投資のスタートを検討してみてください。
不動産投資の勉強は何からはじめるべきですか?
不動産投資の勉強は、まず書籍やセミナー、Webサイトを活用して、不動産投資の基本用語やローン、税金に関する情報を得ることをおすすめします。その後は物件選びのポイントや投資のリスク、実際の運用シミュレーション方法への理解も深めていきましょう。
当サイトに無料会員登録していただければ、不動産投資の基礎を網羅的に学べる「39,800円相当の電子書籍13冊」をプレゼントします。「何から手をつければ良いか分からない」「とりあえず無料のコンテンツで勉強を始めたい」という方はご活用ください。
20代でも一棟アパートは購入できますか?
20代でも一棟アパートの購入は可能ですが、資金や融資の審査が厳しくなる傾向があります。自己資金が十分にある場合や安定した収入がある場合には、ローンを組んで購入できるかもしれません。ただし、初心者はリスクを抑えるために、ワンルームマンションなどの小規模物件から始めることをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、不動産投資を若いうちからスタートするメリットや実際のシミュレーション例、注意点をご紹介しました。
収入面や雇用形態からどうしても融資を受けることができない方もいらっしゃいますが、日本政策金融公庫の融資制度を始め、投資に興味をもった方の力になるような仕組みが国を中心として増えてきています。
こうした動向をチャンスと捉え、不動産投資を検討中の方はぜひ一歩を踏み出してみることをオススメします。当社のコンサルタントは、あなたからのご連絡を心よりお待ちしています。
この記事の執筆: 及川颯
プロフィール:不動産・副業・IT・買取など、幅広いジャンルを得意とする専業Webライター。大谷翔平と同じ岩手県奥州市出身。累計900本以上の執筆実績を誇り、大手クラウドソーシングサイトでは契約金額で個人ライターTOPを記録するなど、著しい活躍を見せる大人気ライター。元IT企業の営業マンという経歴から来るユーザー目線の執筆力と、綿密なリサーチ力に定評がある。保有資格はMOS Specialist、ビジネス英語検定など。
ブログ等:はやてのブログ