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【2023】近年見直されつつある和室の魅力とメリット・デメリットとは!?

和室, 魅力, メリット・デメリット

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皆さんは物件を選ぶ際、和室があるとどのような印象を持たれますか?日々多くのお客様と接していると、「和室 = 古い」という印象を持つ方が多いように感じます。実際に、和室がある物件は築年数が古い場合が多く、これまでは洋室のみの物件の方が好まれる傾向にありました。そのため、不動産投資を検討している方の中には、和室がある物件を最初に候補から外してしまったり、空室リスクを抑えるためにフローリングへの変更を視野に入れたりという方も多いかもしれません。

しかし、実は近年密かに和室の人気が高まってきているのです。その理由として、和の要素を取り入れたインテリアスタイルが注目され始めたことや、SNSを通じて和室をおしゃれな印象にする工夫が広く発信され、「和室 = 古い」というイメージが払拭され始めていることが挙げられます。さらに、和室の代表的な特徴と言える畳は機能性が高く、和室を取り入れるメリットは大いにあるでしょう。

そこで本記事では、和室が注目され始めた背景やインテリア事例、さらに和室のメリットとデメリットを詳しくご紹介します。不動産投資で和室がある物件を所有もしくは購入を検討している方や、賃貸物件を借りようとしている方にもぜひご参考にしていただければ幸いです。

これまで和室の人気がなかった理由

そもそも、なぜこれまで和室がない物件の方が好まれてきたのでしょうか。入居者とオーナーどちらからも和室が敬遠されてきた大きな理由は、ライフスタイルの洋式化です。以前は、寝室では畳の上に布団を敷き、食事の際も直接床に座るスタイルが主流でしたが、近年はベッドやダイニングテーブルなどを使い、床に座らない洋式のライフスタイルが主流となっています。

こうしたライフスタイルの変化に伴い、人々が所有する家具も洋風になりました。そうすると、「所有している家具が和室には似合わない」「大型家具で畳を傷つけてしまう」といった懸念点から、和室を避ける方が多くなってしまったと言われています。

和室の印象を変えるインテリアスタイルとは

しかし、最近では「和室 = 古い」というイメージを払拭するような、和の要素を取り入れたインテリアテイストが注目を集めています。具体的には、「和モダン」と「ジャパンディ」です。それぞれどのようなテイストなのか、1つずつ見ていきましょう。

和モダン

和モダンとは、日本の伝統である和のデザインと、モダン(現代的)でスタイリッシュなテイストを融合させたデザインです。和の温かみとモダンの過ごしやすさ・便利さが組み合わされ、ゆったりとくつろげる空間が魅力と言えます。

主な特徴は、以下の三点です。

  • 木や竹などの天然素材を多く使用している
  • 背の低い家具で統一されている
  • ベッドやソファなど、従来の和室には見られないアイテムを使用している

上の写真は、壁や柱、障子などから和の要素を強く感じる一方で、イスやテーブルは洋風ですが、全く違和感がなく、部屋全体でまとまった印象になっています。現在はこのような和モダンのインテリア実例や、和モダンテイストの部屋にする方法がSNSやインターネット上で多く紹介されており、幅広い世代に人気のインテリアテイストの一つです。

ジャパンディ

一方、ジャパンディ(Japandi)とは、日本の和の要素(Japanese)と北欧の要素(Scandinavian)を融合した、欧米を中心に注目されているインテリアスタイルで、日本では2020年頃から広がり始めました。気候や日照時間の影響で在宅時間が長い北欧圏の人々にとって、洗練された和と温かみのある北欧インテリアがミックスされたスタイルは、1日中家で過ごしていても快適で、居心地の良い空間となっています。

主な特徴は、以下の三点です。

  • 天然素材のアイテムを使用している
  • ナチュラルな配色
  • ミニマルを意識し、空間に余白を残す

ジャパンディと和モダンは特徴も似ている点が多く、混同されやすいのですが、海外発祥のジャパンディが北欧要素の比重が高い一方で、日本発祥のテイストである和モダンは、和の比重が高いという違いがあります。ジャパンディというワードが日本で知られるようになったのはごく最近のことですが、1990年代から長きに渡って日本で人気のある北欧インテリアと、どこか懐かしさを感じる和の要素が融合したこのインテリアテイストの任期は、今後さらに高まっていくことでしょう。

和室をおしゃれで過ごしやすい空間にする具体的な方法とは

ここまで「和室 = 古い」というイメージを払拭するインテリアテイストの特徴をお伝えしましたが、本章ではこれらのテイストにするための、より具体的な方法をご紹介します。現在和室のある物件を所有されている方やお住まいの方は、どのような工夫をすればよいか、イメージを膨らませていただけますと幸いです。

具体的な方法は「ミニマルな空間を意識する」、「低い家具で統一する」、「メインカラーをアースカラーもしくは無彩色にする」、「天然素材を取り入れる」の4点です。

方法①:ミニマルな空間を意識する

まず1つ目は所有品や収納を見直し、できる限りミニマルな空間にすることです。部屋の印象を良くする大切な要素は「余白」です。モノを減らすには限界がありますが、収納をクローズドでシンプルなものにすることで、視界に入る空間がよりミニマルですっきりした印象になるでしょう。

方法②:低い家具で統一する

続いて2つ目は、低い家具で統一することです。重心の低い家具にすることで、視野が広く取れ、限られたスペースでも空間に余白ができます。写真のような高さの低いテーブルやソファ、もしくは座椅子も相性が良く、おすすめです。

方法③:メインカラーをアースカラーもしくは無彩色にする

3つ目はメインカラーをアースカラーもしくは無彩色にすることです。アースカラーとは植物などの自然物を連想させる色で、具体的にはベージュ、茶、深緑などを指しています。一方、無彩色とは白、黒、グレーなどの色味がない色です。

シンプルで上質な印象にするために、あまり色味の強いものを使わず、これらの色でまとめるとよいでしょう。さらに、より和モダンな印象にするために、アクセントカラーに藍や茜といった日本の伝統色を取り入れることもおすすめです。

方法④:天然素材を取り入れる

最後に、天然素材を取り入れることです。例えば、家具はヒノキやスギ、竹などの古くから日本家屋で使われてきた素材にすることで、まとまりのある和室にすることができます。さらに、和紙を使った照明や麻のカーテン、ラタンを使用した小物などを装飾として使用すると、和室の良さをぐっと引き立ててくれるでしょう。

和室のメリット

前述のとおり、和室はおしゃれで過ごしやすい部屋にできるだけでなく、実は機能性も高く、取り入れるメリットが多くあります。具体的には、「防音効果」、「寝転ぶことができる」、「調湿効果」、「収納が広い」の4点です。早速1つずつ見ていきましょう。

防音効果

まず1つ目は防音効果がある点です。畳の原料である「い草」は、空気を多く含んでおり、クッション性があるため、フローリングと比較すると音が響きにくくなっています。それによって、近隣との騒音トラブルのリスクを減らすことができるしょう。さらに、物などを落としたときも破損しにくくなる効果が期待できます。

小さいお子さんがいるご家庭は、お子さんが走り回っても音が響きにくく、転んだ際にはフローリングよりも衝撃を吸収して怪我のリスクを低減できるため、畳の方が安心して生活することができるでしょう。

寝転ぶことができる

続いて2つ目は寝転ぶことができる点です。畳はフローリングと違って柔らかいため、ラグやマットを引かなくてもそのまま寝転がることができ、大変居心地の良い空間になります。

特に赤ちゃんがいるご家庭は、床がフローリングの場合はマットを敷くことが多いですが、畳の場合はそれ自体が柔らかいため、マットの追加購入は必要なく、子育てしやすい環境と言えるでしょう。

調湿効果

3つ目は調湿効果がある点です。畳に使用している「い草」は、空気中の水分を吸収・放出するはたらきがあるため、夏の不快な湿度は吸収し、冬には乾燥を抑えることができます。1年を通して湿度の変化が激しい日本においては最適の素材と言っても過言ではありません。部屋に畳があれば、夏は湿気が少なく、冬は乾燥しにくい、1年中快適な住空間で過ごすことができるでしょう。

収納が広い

最後に、収納が広い点がメリットとして挙げられます。和室には、収納スペースとして押し入れがあることが一般的です。押し入れはクローゼットよりも奥行きがあり、大容量であることが多いため、荷物が多い方にとっては大きなメリットと言えるでしょう。

和室のデメリット

では、ここからは和室のデメリットについて触れていきます。和室の機能面でのデメリットは「定期的なお手入れが必要になる」、「畳が傷みやすい」の2点です。早速1つずつ解説します。

定期的なお手入れが必要になる

デメリットの1つ目は定期的なお手入れが必要な点です。掃除機や雑巾で簡単に掃除ができるフローリングと違い、畳には隙間があり、ホコリがたまりやすいため、こまめなお手入れが必要になります。

さらに、湿度の高い梅雨時に畳を敷いたままにしていると、住環境によって稀にカビが発生してしまう可能性があるため、天気の良い日に畳を外して空気の入れ替えをするなどのメンテナンスを行う必要が出てくるかもしれません。

さらに、食べ物や飲み物をこぼした際、フローリングはさっと拭くことができますが、畳の場合はシミが残ってしまう可能性がある点もデメリットと言えるでしょう。

畳が傷みやすい

2つ目のデメリットは、畳が傷みやすい点です。畳は柔らかいため、重い家具を置くとへこみができてしまうことがあります。また、家具や掃除機を移動させると、ささくれのような傷がつきやすい点も注意が必要でしょう。

まとめ

本記事では、和室の活用事例やメリットやデメリットに焦点を当ててご紹介しました。これまで和室というだけで避けてきた方にとっても、和室の具体的な利用イメージまで想像ができ、改めてその魅力をご理解いただけたのではないでしょうか。

なお、本記事は必ずしも和室を残すこと自体を推奨するものではございません。現在は、引き続き和室よりも洋室を好む入居者の割合の方が高いため、空室リスクを抑えるために和室から洋室へのリノベーションを検討することも、不動産投資を成功させる一つの手段です。

しかし、家族構成や部屋自体の印象、他の部屋との繋がりから、和室のままであることが選ばれる重要な要因となり得ることもご認識いただければと思います。あらゆる選択肢を考慮し、納得感のある不動産投資ライフを送っていただければ幸いです。

当社はエリアや価格だけでなく、内装の特徴など様々な条件から物件をご紹介可能であり、さらにそれぞれ中立な視点でアドバイスをすることができるコンサルタントが所属しているため、何かお困りのことやご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。

この記事の監修: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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不動産投資で成功するためのアドバイスですので、お客様のご状況によっては不動産投資をあきらめていただくようおすすめする場合もございます。あらかじめご了承ください。

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