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工夫次第でこんなにも違う!?ワンルーム・1Kの魅力と空間設計

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不動産投資を検討するうえで、まずはワンルームや1Kから検討を始める方もいらっしゃいますが、お客様の中には「ワンルームや1Kって需要あるの?」と純粋な疑問を持たれる方や、ご自身がそういった単身者向けのマンションに住んだことがなく、生活環境を想像できないという方もいます。

不動産投資において、収益性や融資戦略が大事なのはもちろんですが、そもそも入居者からの家賃収入がなくては投資としてのリターンを得ることはできません。そのため、入居者がその部屋に住むところまでをイメージしながら物件を選定することが不可欠となります。

投資家の方の中には、なかなかワンルームや1Kの使用イメージが沸かず、空間設計を意識していない方もいらっしゃいますが、部屋の使い方や見せ方を工夫すると暮らしやすく、素敵な部屋になります。

そこで本記事では、ワンルームと1Kそれぞれの特徴を改めて解説するとともに、入居者目線でより快適に過ごすことができる居住空間に関する考え方をご紹介したいと思います。

このような知識を持っておくことで、今まで何となく見ていた間取り図に対する解像度が上がり、物件の選定に役立てることができます。既に物件をお持ちの方は、改めてご自身の物件の魅力に気付くかもしれません。ではさっそく見ていきましょう。

ワンルームと1Kの違いは?

皆さんも既にご存じの通り、ワンルームと1Kの違いは部屋とキッチンの間に区切りがあるかどうかです。ワンルームは玄関を開けるとすぐに部屋が広がっており、キッチンも部屋の中に設置されています。一方、1Kはキッチンと部屋の間にドアが設置されており、玄関・キッチンと部屋が分かれています。

では具体的にそれぞれのメリットとデメリットについて比較していきましょう。

ワンルームのメリット

それでは早速ワンルームのメリットについて解説します。メリットは、①部屋全体が広く感じられる、②生活しやすい、③1Kよりも家賃が安い、の3点です。それぞれ詳しく見ていきましょう。

①:部屋全体が広く感じられる

ワンルームは玄関を入ると仕切りがなく、部屋全体が見渡せるため全体が広く感じられます。廊下などの余分なスペースが最小限に抑えられたシンプルな間取りが多く、家具の配置がしやすいというメリットがあります。

②:生活しやすい

ワンルームは居室に必要な設備がほとんど配置されており、コンパクトな動きで生活できるため暮らしやすいと言えます。居室でゆっくりしながらも、少し動けば冷蔵庫に手が届くのはワンルームの良いところです。

③:1Kよりも家賃が安い

同じ専有面積の場合、1Kよりも家賃が安い場合が多いため、学生など毎月の出費を抑えたい方はワンルームで物件を選ぶ方が多くいらっしゃいます。

ワンルームのデメリット

上記3つのメリットがある一方で、①臭いや生活音が広がりやすい、②温度調節の効率が悪い、というデメリットもあります。

①:臭いや生活音が広がりやすい

ワンルームは、キッチンと部屋とを区切る扉がないために、料理をした際には臭いが広がりやすいと言えます。また、お風呂やトイレなどの水回りの音が居室に届きやすく、来客があった際には気になるかもしれません。中には、深夜の冷蔵庫の音が気になる方もいるようです。

②:温度調節の効率が悪い

居室だけ温度調節がしたい場合でも、その影響がキッチンや玄関にまで及ぶため効率が悪いところがあります。ただ、裏を返せば、エアコンの風が行き渡った環境で料理をすることができるとも言えるでしょう。

1Kのメリット

続いて、1Kのメリットについて見ていきましょう。1Kのメリットは、①玄関から部屋が見えづらい、②料理の臭いが居室に入り込まない、③生活音が居室に広がりづらい、の3点です。それぞれ詳しく解説します。

①:玄関から部屋が見えづらい

居室までに仕切りがあるため、宅配などの訪問者が来ても居室が見えず、プライバシーを守ることができます。たとえ居室が片付いていなくても焦ることはありません。

②:料理の臭いが居室に入り込まない

1Kでは料理をした際に臭いが居室に入りづらく、寝具や服に臭いが付きにくいというメリットがあります。例えばにんにくなど、臭いの強いものを調理した時でも、1Kであれば臭いを気にせずに生活することができます。

③:生活音が居室に広がりづらい

ワンルームのデメリットで記載したとおりですが、仕切りがあることでお風呂やトイレなどの水回りの音が居室に広がりづらく、来客があった際もお互い気を遣わず使用することができます。

1Kのデメリット

一方で、1Kでは仕切りがあるためにキッチンに空調が届きづらいというデメリットがあります。特に夏に火を使う際には不便に思うかもしれません。時々「自炊をするなら1Kがおすすめ」というコメントを目にすることがありますが、こうした空調環境の問題は、意外と盲点であるかも知れませんね。

ワンルームや1Kをより生活しやすい快適な空間にする方法

前章では、ワンルームや1Kの特徴を改めて振り返るとともに、それぞれのメリット・デメリットを解説しました。

では、このような特徴を持つワンルーム・1Kを、どのようにするとより快適なお部屋にできるのでしょうか。一人暮らし向けのワンルーム・1Kのマンションですと、どうしても部屋の広さは限られてしまいますが、部屋の面積自体は変わらなくとも、家具の置き方や色の選び方で部屋の雰囲気は驚くほど変わります。

重要なのは無駄を省く工夫」と「広く見せる工夫です。ここからは、この2つの工夫を具体化するためのポイントとして、8つご紹介したいと思います。

  • ①:生活動線を意識した家具の配置にする
  • ②:1つで2役の使い方ができる家具を選ぶ
  • ③:全体を明るい色で統一する
  • ④:家具は低いものを選び、壁の面積を増やす
  • ⑤:床の面積を増やす
  • ⑥:出入口から奥に向かって家具が低くなるように配置
  • ⑦:家具のデザインを統一する
  • ⑧:鏡を置く

では早速1つずつ見ていきましょう。

①:生活動線を意識した家具の配置にする

まず、生活動線(=生活を送るうえで家の中を移動するルート)を意識した配置にすることが重要です。

例えば、手前にキッチンがあるにも関わらず、冷蔵庫が居室スペースの1番奥の窓際に置いていたら料理がしづらくなります。また、ベッドが部屋の真ん中にあり、窓側から玄関に向かうには毎回跨いで移動しなければいけないとなると毎回面倒に感じるでしょう。

これらは極端な例ですが、日々の生活のちょっとした動きでもストレスのないよう無駄を省くことが大切です。生活動線を意識し、そこに障害となるものを配置しないことや自身の生活スタイルに合わせた使いやすい家具の配置にすることで一段と暮らしやすくなります。

②:1つで2役の使い方ができる家具を選ぶ

広さが限られる場合、1つで2役以上の役割を果たす家具があると大変便利です。例えば、キッチンと居室の間にオープンラックを使用すると、一方では本棚、もう一方では食器棚として使用することができるだけでなく、間に置くことで間仕切りの役割も果たしてくれます。

ワンルームや1Kは収納が少ない場合が多く、居室スペースでいかに工夫してすっきりと物をしまうかがポイントになるため、一石二鳥の使い方ができないかを常に意識すると良いでしょう。特にワンルームの場合、居室にほとんどの設備が置かれることになるため、棚と間仕切りを効果的に併用すると、より暮らしやすい空間を作ることができます。

③:全体を明るい色で統一する

同じ大きさ、形の家具でも、選ぶ色によって部屋の印象は変わります。黒や濃い茶色などの暗い色はカーテンなど広い面積に取り入れると圧迫感が強く、狭く見えてしまいますが、白やベージュなどの明るい色で統一すると圧迫感が出ず、部屋を広く見せることができます。暗い色は小さい範囲でアクセントとして入れるのが良いでしょう。

また、物件を選ぶ際、床の木材も暗い色より明るい色の方が広く見えるため、意識してみると良いかもしれません。

④:家具は低いものを選び、壁の面積を増やす

家具は高さがないものを選び、壁が見える面積を増やすことがポイントです。物件の壁は白いことが多く、その面積が増えると天井が高く見え、より広く見せることができます。

特に部屋のメインとなるベッドやソファは、意識して高さのないものを選ぶと良いでしょう。また、棚を置く際には背板がないタイプを選ぶと、後ろ側の壁が見えて圧迫感が軽減されます。

⑤:床の面積を増やす

④の壁と同じく、床の見える面積が増えると広く感じるため、家具は脚付きがおすすめです。さらに、脚付きにすることで掃除がしやすくなるだけでなく、ベッドやソファの下に収納スペースができるというメリットも増えます。

⑥:出入口から窓に向かって家具が低くなるように配置

部屋に入ってまず目につくのは手前でなく部屋の奥側です。そのため、家具を配置する際は高さがある家具を出入り口側にし、奥の方に低い家具を置くと遠近法で広く見せることができます。また、窓際には極力家具を置かないようにすると光を多く取り入れることができ、開放的な印象になります。

⑦:家具のデザインを統一する

インテリアには北欧やモダン、和風など様々なスタイルがあり、家具の色や素材、形で決まってくるため、空間設計を考える際には家具のテイストを統一することでバランスよくまとめることができます

素材を統一することには、おしゃれな部屋にするというメリットだけでなく、圧迫感を与えないようにするというメリットも存在します。例えば、脚がスチール素材のテーブルと木材の椅子を組み合わせると、それぞれの家具が浮いてしまい、圧迫感を与える原因となります。したがって、家具のデザインを統一することが望ましいでしょう。

⑧:鏡を置く

鏡を部屋に置くと、自分自身の姿をチェックできるだけでなく、奥行きを感じさせることにより、部屋を広く見せることができます。鏡のフレームは部屋のテイストに合わせて選ぶと良いでしょう。

尚、ベッドやソファに座った際に自分が映る場所に鏡を置いてしまうと、かえってリラックスしづらくなってしまうため、鏡に映る風景を意識しながら置く場所を決めることがポイントです。

以上8つのポイントを意識することで、ワンルームや1Kのお部屋が、より広く、より暮らしやすい素敵な空間になることでしょう。

まとめ

本記事では、ワンルームと1Kの特徴を改めてご紹介するとともに、より快適に暮らすことができる空間設計についてご紹介しました。

ワンルームと1Kのマンションは、一見すると限られた専有面積のためにワンパターンなイメージを持たれる方も多いですが、実際のところその形やデザインは様々であり、可能性は無限大であると言えます。

不動産投資においても、投資家としての目線だけでなく、入居者目線で部屋の使いやすさや空間設計をイメージすることは、入居者の満足度の向上や空室リスクを抑えることにも繋がります

投資物件の選定にあたっても、今回ご紹介したポイントを意識することで、これまでなんとなく見ていた間取り図が、投資物件の目利きを行うための非常に有益な情報として認識できることでしょう。是非、今後の投資判断の参考にしていただければ幸いです。

本記事をご覧になって、ワンルームや1Kの物件や間取りについてより具体的なご相談をご希望の方は、是非当社コンサルタントまでお気軽にお問い合わせ頂ければと思います。

この記事の監修: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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投資家目線で課題をヒアリングし、
中立の観点でアドバイスを行います。

不動産投資で成功するためのアドバイスですので、お客様のご状況によっては不動産投資をあきらめていただくようおすすめする場合もございます。あらかじめご了承ください。

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