【2023年9月最新】虎ノ門ヒルズがついに完成!虎ノ門ヒルズ駅を含めた再開発の全容を解説します!
- 更新:
- 2023/09/01

虎ノ門ヒルズ駅は、日比谷線の新駅として2016年2月より設置工事が開始され、2020年6月6日に開業しました。2023年10月6日、虎ノ門ヒルズ駅の由来となった「虎ノ門ヒルズ」が完成することから、虎ノ門ヒルズ駅も再び注目を集めています。
虎ノ門は日本の主要ビジネス街の一つです。しかし、虎ノ門ヒルズ駅開業のニュースは当時あまり話題になりませんでした。同じ2020年に開業した山手線新駅の「高輪ゲートウェイ」駅が話題となったことに比べると、非常に対照的であると言えるでしょう。
参考【2023年最新版】高輪ゲートウェイ駅とは?投資用不動産への影響を解説!
とはいえ、虎ノ門ヒルズ駅や虎ノ門ヒルズがこの先日本経済や不動産業界に与える影響はかなり大きくなることが想定されます。
そこで本記事では、日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ」駅の概要と、虎ノ門ヒルズの再開発計画について解説します。虎ノ門ヒルズの開業が、不動産投資に与える影響も考察。虎ノ門ヒルズの再開発や不動産投資への影響が気になる方は、最後までご一読ください。
- 虎ノ門ヒルズ駅新設による3つの効果
- 虎ノ門ヒルズが遂に完成!再開発の全容を解説
- 虎ノ門ヒルズの施設
- 虎ノ門ヒルズ周辺の大型マンション
- 虎ノ門ヒルズ駅新設や再開発による今後の不動産投資への影響は?
- まとめ
虎ノ門ヒルズ駅新設による3つの効果
虎ノ門ヒルズ駅は、日比谷線の霞ヶ関駅 〜 神谷町駅間に新設された駅です。霞ヶ関駅から南西方面に約800m、神谷町駅から北東方面に約500m進んだ場所に位置しています。日比谷線が全線開業した1964年から数えると、56年ぶりに追加された初めての駅です。
面白いことに、日比谷線が全線開業した1964年は前回の東京オリンピックが開催された年でもあります。虎ノ門ヒルズ駅が開業した2020年も、東京オリンピックが開催予定の年でした。2回の東京オリンピックを経て新駅が開業したことを考えると、戦後これまでの日本の歴史がしのばれ、大変感慨深い気持ちになります。
ここからは、そんな新駅である虎ノ門ヒルズ駅の開業で得られた効果を解説します。
効果①:虎ノ門ヒルズへのアクセスが改善される
虎ノ門ヒルズ
下図の中央に位置する「虎ノ門ヒルズ」は、2014年6月に開業した超高層ビルとその周辺に建設された商業施設群のことを指します。現在では日本経済にとって欠かすことのできない存在です。
虎ノ門ヒルズ駅開業前は、虎ノ門ヒルズに行くためには銀座線「虎ノ門」駅を降り、約5分ほど南に歩く必要がありました。たまに歩くだけならいいですが、毎日通うとなると徒歩5分はそれなりに負担です。そのため「虎ノ門駅から虎ノ門ヒルズまでのアクセスが不便だ」という声も徐々に上がってきていました。
虎ノ門ヒルズ駅は、虎ノ門ヒルズへのアクセスの不便さを解消し、虎ノ門エリアをより活性化させるために設置されることとなりました。
虎ノ門ヒルズ駅は、2020年6月のオープン当初は「暫定的な出入り口」を地上と地下1階に設けていました。オープン後約3年間の拡張工事を経て、地上と地下1階の改札を地下2階に移設。移設後の改札は2023年7月竣工の虎ノ門ヒルズステーションタワー内にある「ステーションアトリウム」と直結することになり、めでたく虎ノ門ヒルズは駅直結となったのです。
虎ノ門ヒルズは新駅「虎ノ門ヒルズ」駅だけではなく、元々あった銀座線「虎ノ門」駅にも地下道で直結。結果、銀座線を利用して虎ノ門ヒルズへ行く場合も、天候に一切左右されることなく、快適に虎ノ門ヒルズまでアクセスすることができるようになりました。
虎ノ門新駅(仮称)付近供用開始時イメージ図
※虎ノ門ヒルズから、日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅と銀座線「虎ノ門」駅の両方に地下道で直結する計画となっている。
効果②:虎ノ門ヒルズから移動する際の選択肢が増える
新駅「虎ノ門ヒルズ」駅の地下歩行者通路により、日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅と銀座線「虎ノ門」駅の乗り換えが可能となり、虎ノ門周辺へのアクセスがとても楽になりました。虎ノ門ヒルズから日比谷線の「六本木」駅まで行きたい場合を例に取り、どれだけ時間が短縮されたか解説します。
虎ノ門ヒルズ駅開業前は、「虎ノ門」駅から乗る必要がありました。「虎ノ門」駅から「六本木」駅へ行く場合、銀座線で「青山一丁目」駅まで行き、都営大江戸線に乗り換えて「六本木」駅まで行きます。銀座線から大江戸線へ乗り換えた際の所要時間は、約20分程度です。
では、「虎ノ門ヒルズ」駅を経由した場合はどうでしょうか。まずは虎ノ門ヒルズから日比谷線「虎ノ門ヒルズ」駅まで5分ほど地下道を歩きます。そして日比谷線を利用すると「六本木」駅まで乗り換えなしです。日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅から六本木までの乗車時間は約5分。地下通路を歩く時間やホームでの待ち時間を入れても、10分程度で六本木まで到着可能となったのです。
このように、「虎ノ門ヒルズ」駅の登場により乗り換えの選択肢が増え、虎ノ門ヒルズへのアクセスがより快適になりました。
効果③:BRTにより都心と臨海地域が結ばれる
虎ノ門ヒルズ駅の開業と同時に、同駅を始発とし臨海地域を結ぶBRTが開通。都心から臨海地域へのアクセスもしやすくなりました。BRTとは「Bus Rapid Transit」の頭文字を取ったバス高速輸送システムです。
虎ノ門ヒルズに向かう東京BRT
東京のBRTでは、連節バスを採用。路面電車と変わらない輸送力を持ちながら、定時性や速達性があり柔軟性を兼ね備えた交通システムとなっています。
BRTは「東京都臨海部地域公共交通網形成計画」により走行が決定しました。虎ノ門ヒルズは「都市開発の進展や東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に伴う開発により、新たな都市機能の集積が計画されている計画区域」として、同計画の区域に含まれています。
2020年10月1日より、虎ノ門ヒルズから新橋を経由して晴海BRTターミナルへ行く路線のプレ運行が開始されました。2023年4月1日からは豊洲、有明方面の東京テレポート駅まで延伸したプレ運行が開始。2回のプレ運行を経た本格運行では、新橋から銀座・東京方面、国際展示場からビッグサイト、東京テレポートから東京国際クルーズターミナルまで延伸予定です。
虎ノ門ヒルズが遂に完成!再開発の全容を解説
「虎ノ門ヒルズ」駅新設に先立ち、虎ノ門ヒルズの再開発が先に開始されました。2014年の「虎ノ門ヒルズ森タワー」開業から足掛け10年、2023年10月の「虎ノ門ヒルズステーションタワー」開業により、虎ノ門ヒルズが完成です。
ここからは、虎ノ門エリアの再開発計画や虎ノ門ヒルズにできた施設について解説します。
虎ノ門ヒルズとは
虎ノ門ヒルズ周辺の再開発は東京都の都市計画「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業」に沿って行われました。再開発を担当するのは、六本木ヒルズや麻布台ヒルズなど数々のランドマーク建設を手がけてきた森ビル株式会社です。
虎ノ門ヒルズは、多様な都市機能だけでなく道路や鉄道といった交通インフラと一体化した「国際新都心・グローバルビジネスセンター」として建設されました。その規模は六本木ヒルズに匹敵。住宅、ホテル、商業施設、医療施設といった多様な都市機能とともに整備された施設です。
再開発の目的
先述のとおり、虎ノ門ヒルズ駅周辺の再開発は東京都の都市計画に沿って実施されました。ここからは、事業計画書に記載された目的に沿って、虎ノ門ヒルズの再開発をひも解いていきましょう。
「虎ノ門一・二丁目地区第一種市街地再開発事業事業計画書」によると、虎ノ門エリアの再開発には、以下の3つの目的があることが読み取れます。
- 新駅整備と連携した都市基盤の強化・拡充
- 国際競争力を高める都市機能の導入
- 環境への取り組みと防災機能の強化
目的①:新駅整備と連携した都市基盤の強化・拡充
虎ノ門エリア再開発計画として最初に掲げられた目的は「新駅整備と連携した都市基盤の強化・拡充」です。簡単に言うと「新しい駅を上手く使って、快適な街並みを作っていきましょう」ということになります。
新駅「虎ノ門ヒルズ」駅からは、歩行者用の地下通路が伸び、虎ノ門ヒルズや銀座線「虎ノ門」駅まで直結しています。虎ノ門ヒルズ駅には、地下通路だけでなく地上通路やデッキが新設。虎ノ門ヒルズ周辺のアクセスが飛躍的に改善されることが期待されます。
目的②:国際競争力を高める都市機能の導入
事業計画書に掲げられた2点目の目的は、国際競争力を高める都市機能の導入です。これは、日本を代表する施設・サービスを配置することで、虎ノ門を世界に通用するレベルの街に育てたい考えとも読み取れます。
例えば、虎ノ門ヒルズ西側には19階建ての「新虎の門病院」が新設されました。その他、虎ノ門エリアの新たな象徴となるビジネス発信拠点「TOKYO NODE」やハイアットグループが経営するホテル「アンダーズ東京」や「ホテル虎ノ門ヒルズ」といった国際水準の宿泊機能も、国際競争力を高める都市機能として挙げられます。
目的③:環境への取り組みと防災機能の強化
本再開発プロジェクトの目的3点目は「環境への取り組みと防災機能の強化」です。
虎ノ門ヒルズでは約750㎡の公園を整備。各歩道の拡幅や緑化を行うことによって、環境にやさしい街づくりを心がけています。
また、虎ノ門ヒルズでは、防災機能の強化として災害時の帰宅困難者の支援を行うための機能を備えています。帰宅困難者約950人分の一時滞在施設と、3日間分の受け入れに備えた防災備蓄倉庫を整備。環境に優しく、災害に強い街づくりを行っています。
虎ノ門ヒルズの施設
虎ノ門ヒルズでは、高さ約247mの高層ビルである森タワーをはじめ、以下の建物が立ち並びます。
- 森タワー
- ビジネスタワー
- レジデンシャルタワー
- ステーションタワー
2023年10月6日、ステーションタワーが開業。虎ノ門ヒルズは、ようやく完成を迎えます。
ここからは、各施設の概要を見ていきましょう。
虎ノ門ヒルズ森タワー
虎ノ門ヒルズ森タワー
「森タワー」こと「虎ノ門ヒルズ森タワー」は、地上52階建て、高さ247mの超高層複合タワーです。地下1階にある通路は、虎ノ門ヒルズ駅と直結しています。
森タワーの入居施設は以下のとおり。
1階 ~ 4階 | 店舗 |
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4階・5階 | イベントホール「虎ノ門ヒルズフォーラム」 |
6階 ~ 35階 | オフィス |
37階 ~ 46階 | マンション「虎ノ門ヒルズレジデンス」(後述) |
47階 ~ 52階 | ホテル「アンダーズ東京」 |
虎ノ門ヒルズビジネスタワー
「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」は、地上36階建て。大規模オフィスと商業施設が入居します。虎ノ門ヒルズ駅だけでなく、銀座線の虎ノ門駅とも直結。1階にはBRTや羽田空港行きリムジンバスが発着するバスターミナルが併設されています。
4階にあるインキュベーションセンター「ARCH」は、大企業の新規事業創発に特化。ハードとソフト両面から、事業創出をサポートしています。
1階 ~ 4階 | 店舗 |
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4階 | インキュベーションセンター「ARCH」 |
5階 ~ 36階 | オフィス |
虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー
虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーは、54階建て、550戸が入居する高層マンションです。1階 ~ 3階にはショップやレストランも入居。マンション部分については、後述します。
虎ノ門ヒルズステーションタワー
虎ノ門ヒルズステーションタワーは、「虎ノ門ヒルズ駅」と一体で開発された超高層タワーです。地上4階建ての商業施設ビル「グラスロック」や12階建ての「虎ノ門ヒルズ江戸見坂テラス」も併設。2023年10月6日に開業予定となっています。
以下は、ステーションタワーに入居予定の施設です。
地下1階 ~ 5階 | 店舗 |
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7階 ~ 10階 | スカイロビー |
11階 ~ 14階 | ホテル虎ノ門ヒルズ |
15階 ~ 44階 | オフィス |
45階 ~ 49階 | TOKYO NODE |
ホテル虎ノ門ヒルズは、ハイアットグループが運営するホテルです。ハイアットグループのブランドである「アンバウンド コレクション by Hyatt」が手掛ける日本2つ目のホテルとなります。
45階 〜 49階に位置する「TOKYO NODE」は、イベントホール、ギャラリー、レストラン、屋上ガーデンなどが複合するまったく新しい情報発信拠点です。
その他、駅と虎ノ門ヒルズをつなぐ広場「ステーションアトリウム」や桜田通り上に設置され、森タワーとステーションタワーをつなぐ「T-デッキ」など、ステーションタワーは施設外の設備も充実しています。
虎ノ門ヒルズ周辺の大型マンション
虎ノ門は、東京の主要エリアに効率よくアクセス可能。その立地の良さから大型マンションも建設され、食やカルチャー、エンターテイメントのスポットとしても注目を浴びる街です。
ここからは、虎ノ門ヒルズ周辺に建設された大型マンションを紹介します。
虎ノ門ヒルズレジデンス
虎ノ門ヒルズレジデンスは、虎ノ門ヒルズ森タワー内にあるマンションです。森ビルの37階 ~ 46階に住居スペースがあることから、東京の街並みを一望できる眺めの良さが魅力となっています。
虎ノ門ヒルズレジデンスは、オールフローリングの1ベットルームのタイプから、リビングダイニングがある3ベットルームまで、幅広い部屋タイプ。もちろんマンション自体の管理もしっかりしています。フロントサービスやドアマンの他、ハウスキーピング、ルームサービスも完備。スパ & フィットネス、居住者限定ベネフィット、パノラマラウンジ、集会室と入居者のための特別サービスも豊富です。
虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー
虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーは、54階建てのタワーマンションです。総戸数は550戸。虎ノ門ヒルズ森タワーの存在感を尊重しながら、虎ノ門ヒルズビジネスタワーと一体となるような外観にデザインされています。
虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーは、森ビル株式会社が運営するレジデンスの中でも、特に高いクオリティを追求。部屋の間取りやデザインだけでなく、インテリアや建物内のアートにまでこだわった作りとなっています。
ブランズ愛宕虎ノ門
ブランズ愛宕虎ノ門は、虎ノ門ヒルズ駅の隣にある日比谷線神谷町駅から徒歩2分の立地です。17階建てで、全93戸。虎ノ門ヒルズ駅からもほど近い場所に建設された新築マンションとなっています。
デザイン監修は、複数回のグッドデザイン賞受賞や日本建築家協会優秀建築選など輝かしい経歴を誇る、南條洋雄氏。ブランズ愛宕虎ノ門では、水平ラインと鉛直ラインがこれまでにない美しいデザインを演出。周囲から見ても美しい線が印象的な高級マンションとなっています。
パークコート虎ノ門
パークコート虎ノ門は、神谷町駅から徒歩4分。虎ノ門ヒルズ駅からも徒歩8分程度のマンションです。テーマは「何よりも、住まう歓び」。毎日を過ごす住居において、さまざまな「住み心地」を考えて建設されています。
パークコート虎ノ門の特徴は、広々としたエントランスホールです。自然に囲まれた開放的な2層の吹き抜けからできているエントランスホールは、毎日の生活に自然をプラス。心がふっと軽くなる、自然の中での生活が虎ノ門で叶うでしょう。
ルームタイプは2LDKから3LDK + WIC + SICなどさまざま。広々とした空間で、豊かな生活を育むことができるマンションです。
プラウド虎ノ門
プラウド虎ノ門は、神谷町駅から徒歩2分。虎ノ門ヒルズ駅も生活圏内に位置する大型マンションです。角住戸中心の住戸構成のため、プライベート性の高い空間となっています。東京タワーがすぐ近くに見え、江戸時代から続く虎ノ門の街並みに馴染みながらも、先進的なデザインを取り入れたマンションです。
プラウド虎ノ門のエントランスでは、マットゴールドのガラスがお出迎え。重厚で高級感のあるデザインとなっています。住むだけで自分の格が上がりそうな高級マンションと言えるでしょう。
虎ノ門ヒルズ駅新設や再開発による今後の不動産投資への影響は?
森ビル株式会社は、六本木ヒルズ、虎ノ門ヒルズ、アークヒルズ、麻布台ヒルズを一体で開発しています。さらに、2023年11月、虎ノ門ヒルズ駅周辺に麻布台ヒルズもオープン。急激な変化を迎えようとしています。
参考麻布台ヒルズの全貌が明らかに!最寄り駅からマンションの詳細まで解説します!
ここからは、現在の地価変動率、同様の再開発をした六本木ヒルズ周辺の地価を参考に今後の展望を考察します。
まずは、虎ノ門ヒルズがある虎ノ門1丁目の公示地価を見てみましょう。虎ノ門1丁目の公示地価は、2016年に地価上昇率が急上昇しています。虎ノ門ヒルズの再開発都市計画により、ビジネスタワーとレジデンスタワーの計画が決定した翌年です。2017年の上昇率も高く推移。こちらも、2016年に同タワーが着工した影響がうかがえます。
次に、六本木ヒルズにほど近い六本木4丁目の公示地価推移を見てみましょう。六本木4丁目では、六本木ヒルズ建設予定地である六本木6丁目地区に市街地再開発組合の設立が認可された1998年の翌年、公示地価が下落しました。以降、2002年まで地価は下落。2003年の六本木ヒルズ竣工で、ようやく下げ止まりの兆候。この地価下落は、六本木ヒルズの経済効果が未知数であったことによる不安から来たと考えられます。
六本木ヒルズが開業したのは、竣工と同じく2003年。六本木ヒルズの知名度や人気が上がるとともに、2006年から2008年まで地価は急上昇を続けました。
これらの結果からも、虎ノ門ヒルズが建設されることで地価が上昇し、不動産の価値も上がることが期待されます。
まとめ
本記事では、新設された「虎ノ門ヒルズ」駅の概要と、虎ノ門ヒルズの再開発計画について解説しました。
冒頭でも述べたように、「虎ノ門ヒルズ」駅再開発は、山手線新駅の「高輪ゲートウェイ」駅と比較すると世間の注目度が低かった話題です。しかし、実際に計画や設備を見ると、虎ノ門ヒルズは日本経済に多大な影響を与える公算が大きい再開発と言えます。
世界的にも注目を浴びている東京の中心地、虎ノ門。今後も文化や経済の中心地として育っていく街と言えるでしょう。令和時代における、日本経済の中心的存在。それが虎ノ門の未来の姿かも知れません。今後も、虎ノ門ヒルズや周辺の発展に要注目です。
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