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若者に人気の「風呂なし物件」とは?人気の理由や実際に居住する際の注意点を解説

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「風呂なし物件」が若者に人気なのはご存じですか?風呂なし物件とは、その名の通り風呂がついていない物件のことです。若者に人気の風呂なし物件は、風呂だけでなくシャワーもついていません。そしてこの風呂なし物件はいくつかのメディアで取り上げられるほど、最近かなり話題になっています。

「風呂もシャワーもない」と聞くと、多くの人は明らかに不便だと感じるでしょう。しかし若者にこれだけの人気があるのには、しっかりと理由がありました

今回は最近話題の「風呂なし物件」とは何かという基本の部分から、メリットやデメリット、若者に人気の理由、そしてもしも実際に居住を検討する場合の注意点について解説します。

ぜひ最後までお読みいただいて、「そんな生活スタイルもあるのか」と思っていただければ幸いです。

東京の若者に人気の「風呂なし物件」とは?

風呂なし物件とは、その名の通り風呂がついていない物件のことです。

いくつかのデメリットこそあるものの、若者にとってはそれを帳消しにするほど多くのメリットがあるため、東京を中心とした都市部の若者から人気を集めています。それでは、風呂なし物件とはどんなものなのか見ていきましょう。

風呂もシャワールームもない物件が人気

風呂なし物件は、大きく分けると以下の2種類に分類されます。

  • 風呂がなくシャワールームがついている物件
  • 風呂もシャワールームもない物件

若者から人気を集めているのは、このうち「風呂もシャワールームもない物件」です。

実はとある不動産サイトで、風呂なし物件だけを抜き出しての検索もできます。実際に検索してみると、風呂、シャワーなしの物件でも30件以上がヒットするようです。成約済みの物件も含めると300件以上が掲載されており、それだけ風呂なし物件の需要があることが分かります。

実際に掲載されている風呂なし物件の例

上記は、実際に掲載されている大田区の風呂なし物件の例です。

家賃と水道代を含めた管理費の合計は、なんと3万3,000円となっています。こちらの物件は大森駅から徒歩10分と非常に駅へのアクセスが良いのが特徴です。

別の不動産サイトで大森駅から徒歩10分の物件を検索すると、6万円~9万円ほどが相場となっているので、圧倒的に低価格で借りられることが分かります。

実際の物件をチェックしたところで、具体的なメリットやデメリットを見ていきましょう。

風呂なし物件に住むメリット

風呂なし物件に住むメリットとして考えられるのは以下の3つです。

  • 家賃が相場より2万円~3万円ほど安い
  • 水道光熱費の負担が減る
  • 銭湯やジムでのコミュニケーションが生まれる

それぞれのメリットについて詳しく見てみましょう。

家賃が相場より2万円~3万円ほど安い

風呂なし物件は、相場よりも2万円~3万円ほど安い家賃で借りられるのが最大のメリットです。

いくつかの不動産サイトで都内のワンルーム物件を探すと、風呂ありの物件が5万円~7万円、風呂なしの物件が2万円~5万円ほどが相場となっています。同じ東京都内でも地域によっては、さらに大きな価格差で借りられることもあるでしょう。

最大の固定費である家賃を大きく抑えることで、生活にかかるコストを大幅に下げられます。特にまだ収入の少ない若者にとっては、非常に大きなメリットとなるのです。

水道光熱費の負担が減る

風呂を使わないので、水道光熱費の負担が大きく減ります。総務省統計局が発表している2021年の支出金額によると、単身世帯の月間水道代は2,248円、ガス代は3,001円です。

参考総務省統計局「家計調査(家計収支編) 時系列データ(総世帯・単身世帯)

このうち風呂に使われる水道代は4割、ガス代は8割と言われており、計算すると月間約3,300円の水道光熱費が抑えられることがわかります。

もちろん自宅に風呂がない分、風呂やシャワーを銭湯などで済ませなければいけないので、そこまで大きな負担軽減にはならないかもしれません。ですが家賃が大幅に減ることも加味すると、全体としては大きなコストダウンとなるでしょう。

銭湯やジムでのコミュニケーションが生まれる

風呂がないことで銭湯に入ったり、ジムでシャワーを使ったりすることが多くなるので、常連同士でのコミュニケーションが生まれます。

特に銭湯では「他人とコミュニケーションをとるために行っている」という人が8.1%にものぼるという調査結果もあり、何度も銭湯に行けば必然的に誰かと会話する時間も増えるのです。

参考「お風呂とコミュニケーションの関係について」

同じように風呂なし物件で暮らしている方も銭湯に行くため、同じ境遇の人同士で意気投合することも期待できます。

人によってはデメリットに感じる部分でもあるかもしれませんが、他人とのコミュニケーションが希薄化している現代では、コミュニケーションを取る機会が増えるのはひとつのメリットと言えるでしょう。

風呂なし物件に住むデメリット

前章では、風呂なし物件に住むメリットについて解説しました。それに対して、風呂なし物件に住むデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。
デメリットは、以下の2つが考えられます。

  • 風呂やシャワーを使うのに外出が必要
  • 築年数が古い

それぞれ詳しく見てみましょう。

風呂やシャワーを使うのに外出が必要

風呂がないため、風呂やシャワーを使うために外出が必要になります。主な手段としては銭湯、ジム、ネットカフェが考えられるでしょう。いずれの場合ももちろん自宅で完結しないので、「風呂に入りたい」と思ったら外出をしないといけないのです。

「汗をかいたからサッとシャワーを浴びたい」「疲れたから風呂に入ってゆっくりしたい」と思っても外出を強いられるのは、日常的に続けばかなりのストレスになり得るでしょう。

もちろん銭湯やジムに行けばお金もかかるので、費用面においてもデメリットがあります。例えば2023年1月現在、東京都内の銭湯の入浴料金は1回500円、10回分の回数券だと4,500円のため、1ヶ月を30日とすると毎月の入浴料金は1万3,500円です。

参考東京都浴場組合「入浴料金のお知らせ」

月に1万円以上のお金を風呂に消費しなければいけません。とはいえ家賃が大きく下がるため、全体の消費額は減るケースがほとんどです。風呂への出費だけ見るとマイナスですが、生活にかかるコスト全体で見るとマイナスとはならないでしょう。

築年数が古い

風呂なし物件の多くは築40~60年と、非常に築年数の古い物件です。築年数が古いということは、どうしてもある程度建物が老朽化しています。冬は隙間風が入ってきて寒く、夏はエアコンをかけても風が抜けていってしまい暑いという可能性が考えられるでしょう。

またほとんどが木造のため、鉄骨造や鉄筋コンクリート造のアパートやマンションと比較して圧倒的に防音性が低いです。そのため他人の生活音が聞こえても気にならない人でないと、毎日大きなストレスを感じてしまいます。

またトイレも共同であるケースが多く、衛生面での不安を感じる方も多いでしょう。

風呂なし物件が若者に人気な理由

これまでに説明してきたように、風呂なし物件は都内の若者を中心に人気を集めています。その人気の理由として考えられるのは以下の5つです。

  • 生活費が大幅に抑えられる
  • 銭湯やジムで十分にまかなえる
  • 安価で都市部へのアクセスが良いエリアに住める
  • 娯楽や投資にお金を回せる
  • レトロな雰囲気を楽しめる

生活費が大幅に抑えられる

2万円~3万円ほどの家賃と、3千円ほどの水道光熱費の出費が抑えられるので、毎月固定でかかっている生活費が大幅に抑えられます
毎月銭湯に1万3,500円を使ったとしても、トータルで最低でも1万円以上の生活費削減が見込めるでしょう。
収入がまだ少ない若者にとって、恒常的にコストが減るのはかなり嬉しいポイントです。

銭湯やジムで十分にまかなえる

多くの若者にとって風呂は絶対に必要ではなく、銭湯やジムでも十分にまかなえると思われているようです。

確かに近くに銭湯があれば、面倒ではありますが風呂に困ることはありません。また風呂なし物件に住んでいる人は、もともと銭湯が好きで銭湯を楽しんでいるケースも多いようです。「好きな銭湯に行けて、生活のコストも下がる」というのは、銭湯好きにはメリットしかないのかもしれません。

元々ジム通いをしているなら、毎日ジムのシャワールームで済ませれば十分という考え方もあります。それなら余計なコストもかからず、合理的に風呂なしで生活できるでしょう。

こうした若者にとっては「合理的な生活スタイル」として風呂なし物件が使われています。

安価で都市部へのアクセスが良いエリアに住める

風呂なし物件は駅から徒歩10分圏内の駅チカ物件も多いため、比較的安価に都市部へのアクセスが良いエリアに住めます。駅が近くにあることで、行きたいところにすぐ行けるのは大きなメリットです。都市部で仕事をしている方であれば、毎日の通勤時間が短縮されるという恩恵も受けられるでしょう。

交通網が発達している東京都内では、多少なら外れの地域に住んでも移動時間にそこまで大きな差は発生しません。ですが「タイパ」(タイムパフォーマンス)を重視する若者が増えている現代、移動時間の短縮は非常に大きなメリットとなるでしょう。

娯楽や投資にお金を回せる

風呂なし物件で浮いた生活費を、娯楽や投資に使いたいという若者が増えています。最低でも1万円以上の生活費が浮くので、そのお金で少しでも多く遊ぼうと考える若者が多いのでしょう。駅チカの物件を選べば、思い立った時に都市部にもすぐ行けます。

先行き不明な現代社会では、少しでも将来に多くのお金を残そうと早くから投資に取り組む若者も多いようです。そのためにまずはコストを下げるというのは、間違いなく理にかなっているでしょう。

レトロな雰囲気を楽しめる

最近では「説明できないけど、なぜか満たされる」ような、いわゆる「エモい」という感覚をレトロな雰囲気から感じ取る若者が増えています。風呂なし物件はたいてい築年数が古いため、昭和ならではの内装となっている物件が多いのです。

「レトロブーム」という言葉を耳にしたことはないでしょうか。「純喫茶」などの、昭和テイストな施設や食べ物が若者に流行している、社会現象のひとつです。風呂なし物件が流行を始めたのも、レトロブームに近いものがあるのかもしれません。

風呂なし物件への入居を検討する場合の注意点

もし風呂なし物件への入居を検討するなら、以下の3つの注意点があります。

  • 女性にはあまりおすすめしない
  • 銭湯が閉店するリスクがある
  • 時間に余裕のある生活ができることが前提

それぞれ確認しておきましょう。

女性にはあまりおすすめしない

風呂なし物件は築年数が古くセキュリティ面での不安要素が多いため、女性にはあまりおすすめしません。壁が薄いので、生活音も筒抜けになってしまうでしょう。

また入浴手段に銭湯を考えている女性は注意が必要です。女性特有のリスクですが、体調によっては外出して銭湯で入浴するのが難しい場合もあります。その場合にどうやって風呂やシャワーを使うのか、代替手段は確保しておいた方が良いでしょう。

銭湯が閉店するリスクがある

毎日通っていた銭湯が閉店してしまうリスクがあります。「銭湯がなくなったら入浴はどうするのか」という問題について考えておいた方が良いでしょう。

昨今のロシア・ウクライナ情勢を背景とした燃料費高騰が原因で、銭湯の水道光熱費を主とした経営コストは大幅に上がっています。中には、数年前まで月20万円ほどだった水道光熱費が50万円ほどになってしまった銭湯もあるようです。

今後さらなるコストの増加により撤退する銭湯が増える可能性は否めないので、最寄りの銭湯がなくなったらどうするのかは事前に考えておくことをおすすめします。

時間に余裕のある生活ができることが前提

風呂には必ず外出が必要なので、時間に余裕がある生活ができることは前提条件です。例えば毎日終電帰りのような会社に勤めているのであれば、銭湯で入浴することすら難しい日々を送ることになります。

毎日銭湯やジムに行ける時間的余裕がない方は、風呂なし物件に住むのはやめておいた方が良いかもしれません。

まとめ

風呂なし物件はとにかく生活のコストを下げられるのが最大の魅力で、銭湯やジムに毎日通っても良いと感じている方には合理的な生活スタイルなのかもしれません。

とはいえ実際に風呂なし物件に住んだことのある人の中には「風呂がない生活の大変さを甘く見ない方が良い」と言っている人も多いです。

ひとつの生活スタイルとして人気があることは押さえておきたいですが、もしも本気で住もうと検討するのであれば、本当に自分が風呂なしの生活ができるのかじっくりと考えた方が良いでしょう。

この記事の監修: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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