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少額から始められる「REIT」という不動産投資の方法とは?

この記事の執筆者: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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不動産投資に興味はあるものの「高額な資金が必要」「リスクが高い」といったイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。近年、資金はないけど不動産投資をしてみたい、不動産投資を考えているけどまずは少額から始めてみたいという人が増えています。

区分マンションや中古物件への投資、REITであれば少額からの不動産投資が可能です。ここでは、不動産投資を少額から始めるそれらの方法とポイントについてご説明します。

少額から始められる区分マンション投資

少額から始められる投資方法として、区分マンションへの投資があります。「区分マンション」とはマンションの1室単位の部屋のことです。1棟まるごとでなくその中の1室単位に投資することで、少額から始めることができます。

区分マンション投資のメリットや気をつけるべきポイントについて見てみましょう。

区分マンションへの投資のメリット

区分マンションへの投資のメリットは主に以下の3つです。

(1)少額の自己資金で始めることができる

一棟購入と比べると区分マンションは低価格であり、その金額もピンからキリまであります。購入価格の10%ほどの自己資金があれば、ローンを活用して投資をスタートすることができます。

(2)複数の区分マンションの運用でリスクを分散できる

不動産投資は、一箇所で行うよりも複数の場所で行うほうが、投資における様々なリスクを分散することができます。

例えば1棟物件に投資をする場合は、周辺環境の変化や火事などのリスクが全体に影響しますが、エリアを分けて区分マンション投資を行えばリスクの及ぶ範囲が各エリアのひと部屋のみで済むのです。

(3)管理の手間がほとんどかからない

区分マンションの場合、建物自体の管理や修繕計画の作成は管理組合が主となって行い、日々のメンテナンスも任せることができます。管理費と修繕積立金を支払っておけば、ほとんど維持管理の負担はありません。

自身での維持管理、メンテナンス計画の立案、修繕費の準備またはその委託費用が必要となる1棟所有に比べると、管理の手間や負担はとても少なくなります。

区分マンションへの投資で気をつけること

区分マンションを購入しての賃貸運用は、管理会社選びがとても重要です。一般的に不動産の購入から借主の仲介業務までは不動産業者に依頼します。またその後の家賃の回収についても管理会社に任せる場合が多く、管理会社が回収した家賃が、管理会社から振り込まれることになるので、信頼のおける管理会社を選ぶことがとても大切です。

【参考記事:不動産管理会社とは?委託できる業務や選び方について

新築よりも割安な中古物件

投資の利回りをよりよくするためには、新築よりも中古物件の方がおすすめです。ここでは中古物件のメリットと中古物件に投資するうえで気をつけるべきことについてご説明します。

中古物件のメリット

中古物件は新築物件と比べると購入費用が少額で済むため、投資効果が高いです。

新築物件はディベロッパーが人件費や広告費などの費用を上乗せして価格を決定していますが、中古物件の価格は賃貸需要で決まるため、新築より価格が低いのです。相場家賃で募集をしていれば、新築も中古も需要は大きくは変わりません。また事前に十分に調査すればその物件の運営状況を把握できるのでリスクを軽減することもできます。

また、新築は売却時の価格が購入時の価格より下がるのが一般的なので、その点からみても中古物件はおすすめです。

中古物件への投資で気をつけること

中古物件は新築と比べ購入費用は少なくて済みますが、その分ハウスクリーニングやリフォームなど手を加える必要があることが多いです。そのため購入費用に加え、修繕用の費用もあらかじめ準備しておく必要があります。

また、古い物件には建築基準法や保障制度をはじめとする様々な関係法令が不十分だった時代に建てられたものもあります。近年は中古住宅に対する品質規格も広がってきていますので、購入前によく確認しましょう。

数万円から始められる不動産投資REIT

少額とは言いましたが、上記のような物件の投資は数百万円以上の資金が必要になります。一方で、数万円から始めることができるREIT(リート)という不動産投資もあります。

REITについて詳しく見てみましょう。

REITとは

REITとは不動産投資信託のことで、金融商品のひとつです。投資家から集めた資金を元に不動産に投資し、そこで得られた収益を投資金額に応じて配分します。「不動産投資法人」と呼ばれる株式会社が、自社の株式を「投資証券」として発行して、投資家から資金を集めます。

REITという名称は「Real Estate Investment Trust(不動産投資信託)」の略で、1960年代にアメリカで誕生し、90年代に急速に拡大しました。

REITのメリット

REITは投資信託の一種なので、多額の資金や運営の手間などが不要で気軽に不動産投資をすることができます。REITには以下のようなメリットがあります。

  • 比較的安定した配当が期待できる
  • 高い分配金利回り
  • 少額から不動産投資ができる(数万円から買える商品あり)
  • 流動性が高く換金しやすい
  • インフレに強い
  • プロが投資戦略を立てるので不動産の目利きが必要ない

REITのデメリット

一方、REITには以下のようなデメリットもあります。

  • 不動産投資の一種でありながら実際の物件が所有できないので、自分が投資した不動産に住むことができない。
  • 投資商品としてのリスクがあり、例えば倒産してしまった場合や上場廃止となった場合は購入した株式が価値をもたなくなることがあります。

REITへの投資で気をつけること

REITは、元本や利回りが保証された金融商品ではありません。証券取引所に上場され、取引価格が変動しますので、購入時にはそのREITについて利回りや運用方針、手数料などについて事前に情報収集する必要があります。

REITについて、より詳しくは以下の記事でまとめていますので、参考にしてください。

【参考記事:不動産投資のREIT(リート)とは?その意味やメリット・リスク

まとめ

少額から始められる不動産投資について説明してきました。高額の資金が必要なイメージがある不動産投資ですが、少額から始める方法がいくつかあることにお気づきいただけたのではないでしょうか。ご自身の予算や投資スタイルに合わせた投資スタイルを検討いただけますと幸いです。

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