不動産の口コミサイトは信用できる?1次情報を正しく取得して、不動産投資の情報を得る方法とは?
- 更新:
- 2022/08/23
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借り入れ前に知っておくべき事前知識
不動産投資を始める時に、多くの方は様々な情報収集をするために「不動産会社の口コミサイト」を参考にした人も多いのではないでしょうか。しかし実際のところ、業界内における口コミサイトとは、どのような存在なのでしょうか。今回は口コミサイトの現状と共に、良い不動産会社の選び方や一次情報の重要性も解説していきます。
良い不動産会社とは
不動産投資を成功に導くためには、良い不動産会社を選ぶことは必要不可欠と言っても過言ではありません。特に本業がありながら不動産投資をする人も多く、そういう多忙な方は不動産会社から必要な情報を得ています。
良い不動産会社は、現在の不動産市場の状況やニーズの高いエリア情報、お客様の希望条件の物件情報、返済計画や投資プランまでを一貫して提案します。
良い物件情報というのは、まずは不動産会社に回ってきます。その情報を不動産会社は、お客様に流します。この時優先順位が高いのはお客様の中でもお得意様です。どの業界もそうですが、信頼関係ができているお得意様には優先的に良い情報が回ってきます。
不動産投資家として成功するためには、良い不動産会社と信頼関係を結び、お得意様になることが重要です。
参考初心者の方必見!不動産投資の業界を知る、3つのアクターとは?
業界内での口コミサイトの意味
結論から言えば不動産業界において口コミサイトは、そこまでの認知が無いというのが事実です。企業は口コミサイトへ広告費を払って企業名や商品名を掲載している場合が多く、信憑性が高いわけではないと言えるでしょう。
不動産投資の情報を集める際に、口コミサイトを参考にする人も多いと思いますが、それよりは実際に業者に問い合わせた方が確実な情報を得ることが出来ます。
ではどのような不動産会社にコンタクトをとるのが良いのでしょうか。
優れた不動産会社の見分け方
不動産投資をする際は大切なパートナーとして不動産会社を選ぶ必要があります。不動産投資における良い情報は、不動産会社から得られるものです。特に副業として不動産投資をする人が多い中、素早く良い情報を得るためには不動産会社との繋がりは必要不可欠です。
そのためには良い不動産会社を見極める必要があります。インターネット上の口コミサイトなどでは、不動産会社のランキングや評判が書かれています。しかしそれらの情報より実際に足を運び担当者と話をすることで一次情報を得ることができます。
優れた不動産会社の見極め方として7つのポイントを解説します。
顧客の状況に合わせた提案をしているか
不動産投資にはさまざまな戦略があります。多数の選択肢、多くの経験を感じる不動産会社は良い会社といえるでしょう。
顧客の資産状況、仕事の状況、年齢などを考慮した提案ができる不動産会社は、知識も経験も豊富なため、お客様それぞれに合った最適な提案をしてくれる会社が多いです。
利回りなどの数字が良い物件であっても、お客様の状況によっては購入できない場合も多く、その人には最適な物件とは言えない場合もあります。あくまでも利回りは指標の一つ。その人にとっては最適な基準ではない場合もあります。
不動産会社は個人の状況を理解した上で、その人に合った物件を提案していることが大切です。
担当者の知識量を確認する
担当者の不動産投資における知識量を測ることも重要です。特に「元手0円で不動産投資を始めよう」などのキャッチコピーでセミナーをする会社は、初心者は特に注意しましょう。元手0円は、あくまでも不動産の購入方法の一つ。それが良い場合もあれば、その人にとっては合わない場合もあります。あくまでも提案の一つとして、メリットばかりに気を取られすぎず、デメリットも理解した上で自分で選択をしましょう。
不動産投資はデメリットを理解しながら自分の知識を養いながら行うからこそ、成功に近づけるといえます。そのため、自分で得られる知識を自分で学ぶというスタンスが最も大切なことです。
強引な取引に持ち込もうとしない
不動産投資は物件の購入がゴールではなく、物件を購入してからがスタートです。その意識を不動産会社がきちんと説明しているかを見ておきましょう。
とにかく物件を購入させようと思っている不動産会社は、強引な取引に持ち込む場合もあるので注意が必要です。例えばセミナーの場合、セミナー後の相談会で「今購入しましょう!」という言葉で即決を迫られる場合もあります。それは少し強引というものです。
少しでも違和感があった際はきちんと断りましょう。
不動産投資は焦って決断するものではなく、きちんと理解した上でじっくり検討し、コツコツと物件を増やしていく投資手法です。その意識を持つことが大切です。
長期目線の提案か
不動産会社が長期目線で返済計画などを提案しているかを見極めましょう。もちろん、不動産投資とは経営であり、他人任せにするなどもってのほかです。
しかし不動産投資を始める人にとっては、不動産投資会社は大切なパートナーですので、提案をそのまま鵜呑みにしてしまう人も多いのも事実です。
実際に当社に相談に来られたお客様の中には、35年ローンでキャッシュフローマイナスで物件を購入したが、定年になってしまいその後の支払いが滞ってしまった、という方もいらっしゃいます。この方は、物件を購入する時点で、返済計画の説明が何もなかったそうです。
物件購入の時点で返済計画は出来るにも関わらずそれをしない不動産会社もいかがなものかと思いますが、お客様も実業の意識を持っていることが大切です。
不動産投資のデメリットを伝えているか
不動産投資は上手くいけば安定した投資方法ではありますが、投資なので確実なものではありません。デメリットもあるのは当然です。そのデメリットをきちんと伝えてくれる不動産会社であるかを見極める必要があります。
一次情報を確認しているか
一次情報とは書類上の情報だけでなく「現地の状況確認」「周辺地域の状況」「物件の現状」など、実際の情報を確認しているかということです。
物件を見ないで購入する、ということはあり得ません。不動産投資の情報収集の基本は「一次情報」と言ってもいいでしょう。自分で物件を見て確認し肌で感じ、この物件に投資していいのかどうか判断する、これができれば不動産投資に対する自信も上がるでしょう。
また、売買契約書の中にも物件の情報が記載されており、この物件を実際に見たかどうかも書かれています。実際に不動産会社が一次情報の重要性を理解し、一次情報に触れているかどうも確認してみましょう。
信頼できるか
不動産会社は不動産投資におけるパートナーです。そのパートナーを「信頼できるかどうか」、これが一番大切ではないでしょうか。不動産投資家として成功したい、そう思った皆さんにとって不動産投資会社は大切なパートナー。もし少しでも違和感が残るのなら、セカンドオピニオンとして他の不動産会社の話を聞いてみるのも必要なことです。
また、信頼と丸投げは全く別物です。当社に相談に来られる方の中には、自分の資産状況や返済計画を正確に把握していない方もおり、不動産会社に丸投げをしていたという方もいらっしゃいます。
- 実業に関して丸投げというのはあってはなりません
信頼しているからこそ任せている、という気持ちも分かりますが、例えば、会社の社長が経営判断を他の人に委ねるということは、会社の舵取りを他人に任せているということです。それではどこに向かっているのかも見えなくなるのではないでしょうか?
不動産投資家として成功するための道筋は自分で描くものです。そのためにも不動産会社に丸投げをするのではなく、あくまでもパートナーとして力を借りるという意識をもつことが成功への第一歩といえるでしょう。
良い不動産会社の「口コミ」を見つける方法はあるのか?
結論から言えば口コミサイトから良い不動産会社を見つける方法はほとんどありません。まずは物件を検索し、その際に問い合わせをして業者と繋がることが一番です。
先ほど物件の一次情報が重要と言いましたが、不動産会社も一次情報で選びましょう。そのためにも実際に会社に出向き、担当者と話しながら、その会社を肌で感じることが大切です。
口コミサイトはあまり参考にしなくていいでしょう。
どうしても口コミが気になるということであればGoogleのクチコミを参考にしてはいかがでしょうか?Googleに掲載されているクチコミは辛辣なコメントも書かれています。企業側が削除することができないため、信憑性は比較的高いのではないでしょうか。どうしても口コミサイトが気になるという方はGoogleのクチコミを参考にすると良いでしょう。
口コミサイトを見るより、街の不動産屋を見る方がオススメ
口コミサイトから不動産会社を探すよりは、街の不動産屋に出向くことをお勧めします。
その街に何十年も根を張って経営している不動産会社は、インターネットには掲載していない物件情報を持っていることもあります。そういった物件の方が、掘り出し物である場合もあります。
また街の情報を不動産屋から得られることは大きなメリットです。何十年もその地域の物件を見てきている不動産屋は、現在の街の状況を一番知っていると言っても過言ではありません。
物件の購入を検討している場合は、まずその街の情報を得る事が大切です。
そのためにもインターネットの情報ではなく、その街の不動産屋に出向いて話を聞いてみることは有効な手段の一つです。
物件を購入する前に見ておくべきサイト
優秀な不動産営業マンは、物件情報を調べる際に必ず下記のサイトを使っています。
現地に行き一次情報を得ることは当然ですが、購入前にインターネットを有効活用することで、内見時の物件に関する情報のズレや、そもそも物件選びの段階から効率よく選定することが出来ます。
- 駅の乗降者数
- Googleストリートビュー
駅の乗降者数はよく使うサイトです。駅を使う人数から、その駅がどのくらいのニーズがあるのか予想が付きます。また都心部への乗換などを判断して、どのような人が住んでいるのかも想像できます。
例えば同じ「駅から徒歩5分」の物件でも、最寄り駅が京成電鉄青砥駅と、京王電鉄笹塚駅では、住民が全く違ってきます。通勤先や学校などの状況も想像しながら、どんな人が住んでいるのも想像してみましょう。
Googleストリートビューは、物件の周辺環境をインターネットで確認することが出来ます。例えば、物件の近くに高速道路が走っていた場合、騒音トラブルになりかねませんし、窓が線路の方を向いていたら、音がうるさくて賃借人がつきづらいということも想像できます。不動産投資は「空室リスクを減らす」ことが何よりも重要です。
そのために賃借人がつきづらい物件は最初から選ばない方がいいでしょう。Googleストリートビューは、精度も上がっており、物件に行かなくてもある程度の周辺環境などは分かります。これらをうまく活用すれば、効率的に物件情報が得られるでしょう。
参考不動産投資初心者が失敗しやすい?ワンルームマンション投資の事例から成功の秘訣を学ぶ
不動産の情報は一次情報から
不動産投資の口コミサイトについて解説してきました。有効な口コミサイトというのは残念ながら存在しません。それよりも現地に出向き、一次情報を確認することが重要です。そのためにも、良い不動産会社とパートナーシップを組み、購入物件を増やし利益を積み上げていくことが大切です。不動産投資家として成功するためにも、経験を積むことが重要です。
経験を積むことで、良い物件の選択基準も出来てきます。それはある意味、肌で感じるようなものです。その域に達するには、一次情報を得ながら自分の中に落とし込んでいく作業が必要です。経験を積むためにも口コミサイトではなく、実際に不動産会社に出向きながら知識を蓄えていきましょう。