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目指せお金のプロ!FP資格取得によるメリットと投資ライフへの影響を解説します!

お金, FP, 資格

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「お金の知識が充分ありますか?」そう問われて自信を持って「ある」と答えられる人は意外と少ないのではないでしょうか?一方で、「お金」やお金にまつわる以下のようなお悩みを抱えている人が多いように見受けられます。

  • 自分のお金に関する知識がどのくらいあるかを知りたい
  • 自分の業務に関連する分野は詳しいが、それ以外の基本的な金融知識がない気がする
  • 資産運用に興味があるがどこから勉強したらよいか分からず手付かずのまま

このように、お金に対するリテラシー向上のため体系的な知識を身に付けたい、または知識が身に付いているか確認するための客観的指標となるのがファイナンシャルプランナー(以後FP)という国家資格です。

成年年齢の18歳への引き下げに合わせて2022年4月から新学習指導要領により高校で金融の授業が必修になったように、「国民の資産形成のためには若年期からの金融リテラシーの向上が必要である」というのは国全体の方針でもあります。

本記事ではFPの取得によるメリットと投資活動に与える影響、留意点について、特に多くの方が受験する2・3級を主として解説します。

FP試験とはなにか?

FP試験の正式名称はファイナンシャル・プランニング技能検定試験、つまり「金融に関わる幅広い知識を用いて、顧客が望む人生プランに適した資金計画の立案をサポートする専門家として必要な知識を問う試験」です。

まずはFP試験についての概要と特徴について見てみましょう。

FP試験の基本情報

FP試験の基本的な情報は次の通りです。

3級 2級
実施頻度 年3回(1月・5月・9月) 3級と同じ
受験資格 特になし 次のいずれか
・FP3級試験合格
・AFP認定研修の受講修了
・FPの実務経験2年以上
受験料 8,000円 11,700円
合格率(FP協会2022年9月実施分) 学科試験80.78%
実技試験84.44%
学科試験42.16%
実技試験56.55%
学科試験の出題形式 マークシート式
○×式および3答択一式(60問)
マークシート式
4答択一式(60問)
実技試験の出題形式 マークシート式(20問) 記述式(40問)
必要な学習時間(ユーキャン調べ 80〜150時間 150〜300時間

合格率から分かるように、国家資格である割には難易度はそれほど高くなく取り組みやすい資格と言えるのではないでしょうか。

FP試験の特徴

FP試験は以下のような「学科6分野の試験」と「実技試験」で構成されています。実技は「資産設計提案業務」などの分野で、学科の知識を利用して実際の業務に近いイメージの具体的な資料を用いて出題されます。

FP試験はFP協会ときんざい(金融財政事情研究会)の2団体で実施しており、選択できる実技の分野数が違いますが学科の範囲は同じです。

出題分野 内容
ライフプランニングと資金計画 FPの倫理・ライフプランニング・社会保険
リスク管理 保険制度・生命保険・損害保険・第三分野(医療やがん)保険
金融資産運用 金融/経済の基礎知識・貯蓄型金融商品・債券/株式/投資信託
タックスプランニング 所得税・個人住民税/事業税
不動産 不動産取引の基本/法令/税金・不動産の有効活用
相続・事業承継 相続の基本・相続税・贈与税・財産の評価方法

FP試験ではこの表のように、「保険」や「税金」を始めとする「必要だけど分かりにくい」お金に関連する分野が学習できるという特徴があります。

2級は3級の範囲に「法人税」「法人住民税」「法人事業税」「消費税」「事業承継」などといった法人関連の知識が加わる違いがあるもののおおむね同じ範囲であり、2級と3級では問われる知識の深さが違います。

FPを取得するメリットとは?

投資に役立ちそうな金融系の資格は多くありますが、なぜ数ある資格の中でFPなのでしょうか?

それは出題分野を見て分かるように、FPは日常にも仕事にも投資にも活用できる汎用性の高い資格であるからです。

メリット①:ライフプランの見通しが立つ

結婚・出産・子供の進学・退職・相続などによるライフステージの変化に合わせて、住宅購入や保険の見直しなどライフプランを修正していく機会が何度となく訪れます。

また、物価上昇や年金受給開始年齢の引き上げなど、ライフプランを立てた当初の計画と変わってしまい、漠然とした不安を持ってしまう人も少なくありません。

FPの学習により年金や資産運用の知識を持つことで将来の見通しが立てられ、資金が不足している部分について具体的な対策を取るなどの行動に繋げられるため将来への漠然とした不安の解消に繋がります。

更に「ライフプランニング」について学ぶことで、自分の思い描くライフプランの実現に近付くだけでなく、FP資格自体や知識を活用して資産を形成し、セミリタイアやアーリーリタイアなど将来的に人生の自由度が上がる可能性もあります。

参考ライフプランの立て方と投資の関係性とは?人生における投資の重要性も解説します!

メリット②:家計管理・家計改善のスキルが上がる

年金や税金、各種控除など給料明細ひとつとってもよく分からない項目があったり、確定申告に苦手意識があったりと、知識がないためよく分からないままにしている部分に現在の家計を改善する余地があるかもしれません。

金融リテラシーの向上により家計で曖昧にしている部分がなくなると、家計で必要な部分と無駄な部分がクリアになり家計管理や家計改善の効果が期待できる上に、自分の家計管理に関する判断に自信が持てるようになります。また、経済情勢やマネー情報にも敏感になる点も大きなメリットです。

参考【2023年】社会保険料がやばい!値上げの理由や対策、不動産投資への影響を解説

平成29年に金融庁が作成した家計の安定的な資産形成に関する有識者会議の説明資料「家計金融資産の現状分析」によると日本の家計金融資産(約1,700兆円)の52%(約900兆円)が現金・預金であり米英に比べ株式・投信等の割合が低く、家計金融資産の伸びは低い水準となっています。知識が付くことで収入を増やす、預貯金の預け先を変えるといった以外に運用で資産を増やす選択肢も出てくるでしょう。

メリット③:仕事でキャリアアップできる可能性が上がる

FP協会が2018年に行った「金融機関などにおけるFP資格活用度調査」の調査結果によるとFP資格取得の必要性や利点として「顧客対応力の向上や営業職従業員のスキルアップ」と回答した企業が約9割、「FP 資格の取得と個人業績の相関関係」を認識している金融機関は約7割と、FP取得に対して高い評価があることがうかがえます。

金融業界や保険業界だけでなく、住宅購入において相続やローンなどライフプラン全体から相談に乗れるためFPの資格は住宅不動産業界などでも評価されます。業界によってはFP2級になると資格手当が出る企業もあり転職にも役立ちます。

転職しない場合でも現在のスキルとの掛け合わせで業務が広がる可能性や、総務や人事といった関連する部署への異動を希望する場合のアピールポイントにもなるでしょう。

FP取得が投資ライフに与える影響とは?

次に、FP取得によるメリットが主に投資活動においてどのような影響を与えるのかについて見ていきましょう。

良い影響について

  • 基礎知識が付く
  • 元手となる資金を作る力が付く
  • 資金を適切に管理できる

FP取得による投資への良い影響について、大きく分けてこの3つが挙げられます。

影響①:投資に必要な基礎知識が付く

内閣府の行った証券投資に関する世論調査によると株式・国債・社債・投資信託などの証券取引による資産運用を「行った経験はない」と答えた人の割合が79.7%、その理由の1位が「株式投資に関する知識を持っていないから」で33.3%でした。投資になじみがない場合、気にはなっているけれども基本的な用語からよく分からずそのままということが多いのではないでしょうか。

投資は知識を得た後に実際にトライアンドエラーを経て、利益を上げる自分なりの投資スタイルを見つけるものです。FPの勉強で早い時期に金融リテラシーを向上させると長い期間投資経験を積み重ねることができ、長期的に見ると資産の形成につながります。それだけでなく、FPの知識は投資が軌道に乗って確定申告が必要な際にも役に立ちます。

また、特に不動産投資においては不動産の評価などを始めとする不動産関連の知識は物件の選定に必要であり、FPの勉強で得た基礎知識が投資判断の手助けとなりリスクを避けやすくなります

影響②:投資の元手となる資金を作る力が付く

投資にまず必要となるのは、元手となる資金作りです。すぐ思いつくのが収入アップですが、それより早く効果が出せるのが支出の削減です。もちろん両方同時に行えば投資資金の形成はその分早くなります。

FPの取得でキャリアアップにつながり直接的に収入が上がる可能性のほかにも、金融リテラシーの向上によって支出を抑える工夫をして投資の元手となる資金を早期に形成できるというメリットがあります。

今すぐに多額の投資ができないとしても、投資資金を貯めるのと並行してFPの勉強で知識を付けておき少額から投資を実践していくことにより、いきなり多額の投資で失敗するリスクが減るでしょう。

影響③:投資資金を適切に管理できるようになる

投資において資金管理は重要な要素です。不安から少額での投資を行っていてもなかなか利益が増えませんし、逆に資産に見合っていない額での投資を行い資産を減らしてしまっては逆効果です。

自分の資産やキャッシュフローの把握ができれば、どのくらいの額が投資に使えるのかが分かるようになります。適切な額の投資を行い利益を上げられるようになれば、その利益を運用し新たな利益を生み出せるでしょう。

また、利益を増やすほかにも損失を抑えることも大事です。投資資金を適切に管理できていれば、例えば株式投資で株価が下がったといった場合にも売却する、買い増しするといった判断が適切に行えます。

参考不動産投資の手出しが苦しい!損切りをするタイミングは?

留意点について

ここまでFPを取得するメリットについて何点か述べてきましたが、FPの勉強で知識を身に付けたからこそ留意する点もあります。

留意点①:リターンとリスクのバランスを考える

投資には知識が必要ですが、投資先の商品選定や取引タイミングに加えて、株式投資や為替などの分野は国際情勢や企業の動きなど不測の出来事で大きく変動が生じるため、損失リスクを完全に回避することはできません。

そのため、投資先を異なる商品、市場、地域に分散する分散投資、不測のリスクを低減する長期投資、ライフステージに応じたリスク割合の調整といった工夫で自身のライフスタイルに合わせた運用計画の立案が必要です。これらの留意点を守ることで、より確実な投資運用が可能になります。

留意点②:不動産投資においては専門家の意見も参考にする

FPでは不動産の評価方法や登記などの取引の基本から不動産に関する法令や税金、活用法や利回りまで全般的な基礎知識を一通り身に付けられます。

しかし株式投資にも考慮すべき点が多くありますが、特に不動産投資は以下のような複数の要素を考慮する必要があります。

  • 不動産市場のトレンドと動向について
  • 地域の物件価格や需要について
  • 物件の適正な価格評価方法
  • 不動産ローンや税金について
  • 長期的な収益性に基づいた物件選定の戦略策定スキル
  • 保険や管理費などの必要な費用について
  • 不動産投資に関連する法律や規則

また、不動産投資においては基礎知識だけでなく動向や運用事例といった実践による知識も判断に必要なため、専門家の意見も聞いたうえで判断するのがよいでしょう。

専門家に相談するなら知識は必要ないと思うかもしれませんが、決してそうではありません。知識があればプロの意見も理解しやすくなり適正な投資先が選定できます。その結果、リスクを最小限に抑えつつ収益を得られやすくなります。

参考【2023年最新】プロが伝授!中古マンション購入時の注意点7選

まとめ

FPの取得には時間や費用がかかりますが、早期の金融リテラシーの向上により、長期的には費用以上の回収ができる可能性があります。FPの学習は、仕事や自分の人生の資金計画に役立つだけでなく、投資での資産形成にも良い影響を与えます。

また、FP取得で基礎知識を獲得した後は、自分のキャリアプランや資産運用方針に合わせて将来的にさらに金融知識を深めるといった選択肢もあるでしょう。例えば、株式投資を検討する場合は簿記検定や資産運用検定などの資格、将来的に本格的な不動産経営を視野に入れている場合は、宅地建物取引士や賃貸不動産経営管理士、不動産実務検定などの資格の取得も効果的であり、FP検定はそれらの足がかりにもなります。

投資においても分散投資、長期投資、生活資金の確保、ライフステージに応じたリスクの調整など注意すべき点がありますが、不動産投資については、税金や物件の選定など、多くの判断要素が存在するため基礎知識を持ったうえで専門家のサポートを受けるのが最適でしょう。

当社は、不動産投資に関する豊富な経験と知識を持っており、お客様の疑問に答え、不動産投資に関する不安を解消するお手伝いをしています。もしFP資格を不動産投資に役立てたいとお考えであれば、ぜひ我々コンサルタントにお任せください。

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この記事の執筆: ひらかわまつり

プロフィール:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士資格を有するママさんライター。親族が保有するマンションの管理業務経験を有するなど、理論・実務の両面から不動産分野に高い知見を持つ。また、自身でも日本株・米国株や積立NISAなどを行っていることから、副業や投資系ジャンルの執筆も得意としている。解像度の高い分析力と温かみのある読みやすい文章に定評がある。不動産関連資格以外にも、FP2級、日商簿記検定2級、建築CAD検定3級、TOEIC815点、MOSエキスパートなど多くの専門資格を持つ。

ブログ等:ひらかわまつり

この記事の監修: 不動産投資コンサルタント 釜田晃利

老舗不動産投資会社にて投資用区分マンションの営業マンとして約10年間従事したのち、2015年にストレイトライド株式会社にて不動産事業をスタートしました。現在は取締役として会社経営に携わりながら、コンサルタントとしてもお客様へ最適な投資プランの提案をしています。過去の経験と実績をもとに、お客様としっかりと向き合い、ご希望以上の提案が出来るよう心がけています。

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